自民党の中山泰秀防衛副大臣 ユダヤ系団体に小林賢太郎氏の問題を〝通報〟
7/22(木)
中山泰秀防衛副大臣
東京五輪・パラリンピック組織委員会の開閉会式でショーディレクターを務める小林賢太郎氏が、芸人時代にナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をネタにして解任された問題で、自民党の中山泰秀防衛副大臣がユダヤ系団体に〝通報〟していたことが明らかになった。
フォロワーから今回の問題で連絡があった中山副大臣。すると22日、自身のツイッターで「早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました」と報告した。
その上で「センターを代表されるクーパー師から、以下のコメントがありましたので、ご報告します」と明かし、同団体のコメントを続けてツイートしている。
中山副大臣は5月、イスラエルとパレスチナの戦闘を巡り「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」「私たちの心はイスラエルと共にある」などと記し、波紋を広げたことがあった(ツイートは現在削除)。
組織委より前に、海外の人権団体に直接通報した中山副大臣に疑問の声
【小林氏の発言をユダヤ人権団体に“通報”…防衛副大臣の行動に疑問続出】https://t.co/R8o56GqxuZ
五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。#中山泰秀 #小林賢太郎 #東京五輪 #女性自身[@jisinjp]
— 女性自身【公式】 (@jisinjp) July 22, 2021
(英語: Simon Wiesenthal Center, SWC)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のロサンゼルスに本部を置き、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の記録保存や反ユダヤ主義の監視を行い、国際的影響力を持つ非政府組織であり、寛容博物館(英語版)の運営団体である(後述)。ヴィーゼンタール・センターとも
中山氏のツイート
「A person no matter how creative has no right to mock the victims of the Nazi Genocide. Nazi regime also gassed people with disabilities. Any association of this person to the Tokyo Olympics would insult memory of 6million innocent Jews and make a cruel mockery of the Paralympics.」
「どんなに創造的であっても、ナチスの虐殺の犠牲者をあざける権利はありません。ナチス政権はまた、障害を持つ人々をガス処刑した。この人物と東京オリンピックとの関係は、600万人の無実のユダヤ人の記憶を侮辱し、パラリンピックの残酷な嘲笑を引き起こします。」
ネットの声
ホロコーストを揶揄してはならないことは言うまでもない。だが、防衛副大臣がサイモン・ヴィーゼンタールに告げたのなら、政府には全く危機管理能力がない事を露呈した
これはあり得ない。順番が違う。
中山副大臣の通報がなかったら、誰も気づかなかったのではないか。少なくとも国際問題にはならない。副大臣が深夜に通報して、騒ぎを起こしたかったのか?
本当に何がやりたいか全くわからない。
本人にや組織委員会に確認せず、海外の団体に通報する神経も全くわからない。
小林氏本人から事情も聞かず、政府内調整もせず海外団体に通報するとかどうかしてる。
組織として仕事ができない人が要職に就いたらダメ。辞職すべき。
参考記事
(画像:首相官邸)