新型コロナ「武漢の研究所から流出」と指摘 米共和党が報告書
2021/8/3
米下院外交委員会のマッコール筆頭理事(共和党)および同党スタッフは2日、新型コロナウイルスの起源に関し、「新型コロナを研究していた中国湖北省武漢市の研究所から流出したことを示す多くの証拠がある」と指摘する報告書を発表した。
報告書は、ウイルスが研究所から流出したことを示す状況証拠として、研究所のウイルスに関するデータベースが2019年9月に消去されていたことや、ほぼ同じ時期に研究所近くの病院を訪れる人が急増していたことを指摘した。
その上で、研究所に近い海鮮市場で
ウイルスが動物を介して人間に感染したのが発生源との説について「完全に否定すべき時期に来た」
とし、「ウイルスが2019年9月12日よりも前に研究所から流出したことを示す大量の証拠があると考える」と強調した。
また、研究所でウイルスが遺伝的に操作されたことを示す「十分な証拠がある」とも主張した。
報告書は今後の対応として、ウイルス発生の隠蔽を図った中国の意向に沿う形で「市場起源説」を唱えた米科学者の議会への召喚や、ウイルスの操作や流出に関与したとみられる中国科学院やその関連団体に制裁を科すよう訴えた。
バイデン大統領は5月、国内の情報機関に対し、新型コロナの起源について「研究所流出説」と「市場起源説」の両面から調査し、90日以内に報告するよう求めている。
ランドポール議員がツイートで「ファウチが武漢ウイルスに絡んでいる」と断言
ファウチ博士は、動物から人間にジャンプするスーパーウイルスを作成する「機能獲得」研究に対する彼の長年の支援をないことにするか、隠そうとした。
米国の11のラボが米国でこれらのスーパーウイルスを作成し、そのうちの1つが武漢ウイルス研究所と協力しています。ファウチはこれらすべてのラボのNIH(米国国立衛生研究所)の資金をサポートしている。
11 labs in the US create these super-viruses in the US and one of them collaborated with Wuhan Virology Inst —Fauci has supported NIH funds for all these labs!
— Senator Rand Paul (@RandPaul) May 11, 2021