韓国で短髪の女子選手に「金メダル剥奪」の声…深まる男女間の対立
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東京オリンピックの女子アーチェリーで史上初の3冠に輝いた韓国代表のアン・サン選手はショートカットを理由に批判された。
ネットユーザーたちはアン選手をフェミニストに認定。過去に男性嫌悪と思わせるような言葉を使ったとして、「金メダルを剥奪すべき」と一方的に炎上させた。これには多くの韓国人女性が憤る。「短髪で女性らしくしないのは“男性から可愛く見える努力をしていない=男性嫌悪である”というのはバカげた解釈。とても恥ずかしい発言だ」と友人のひとりも怒りを隠さない。
背景には、韓国で深まっている男女間の対立がある。フェミニズムが盛り上がる半面、表面化してきたミソジニー(女性嫌悪)という感情。女性の地位が向上する中、男性にだけ兵役の義務が課せられることにも不満が高まる。また、右傾化する若い男性の過激な言動も目立ち、「息をするように差別発言をする男が増えた」と懸念する韓国人女性も。
アン選手はショートカットの理由を「楽だからです」と答えている。利便性重視はアジュンマたちとなんら変わりなく、文句を言われる筋合いはないのだ。(日刊ゲンダイ引用抜粋)
韓国女子金メダリスト安山選手に短髪への中傷が多く寄せられた
2021年7月30日
【7月30日 AFP】東京五輪で2個の金メダルを獲得した韓国女子アーチェリーの安山(アン・サン、An San)に対し、髪が短いことを理由にインターネット上で男性からの中傷が相次いでいる。29日には、女性からの応援メッセージが多数寄せられた。
男性らは、安の髪形はフェミニストの証しだと非難。安に対して謝罪やメダルの返上を要求する声までも上がっている。
韓国は世界12位の経済を誇る技術大国だが、社会は今も男性優位で、女性の権利面では後れを取っている。最近はフェミニズムに対する反発が高まり、「過激なフェミニズム」を推進しているとされる企業が男性らからボイコットを受け、謝罪する事態ともなっている。
20歳の安は、東京五輪アーチェリーの女子団体と混合団体で2個の金メダルを獲得。女子個人では、ランキングラウンド(予選)で680点をマークして1996年の五輪記録を更新しており、3個目の金メダルを目指している。
ネットの声
時代錯誤もいいとこ。女性差別もそうだし、金メダル剥奪の声があがるなんて信じられない。
やはり国としてのレベルが著しくひ○い
ホントにもう、意味不明すぎてなんも言えない。
他人がどのようなヘアスタイルをしていようと、別に何か問題が生じる事も無いと思うのですが。
自分より下の者には何をしてもいいという、恐ろしい考え。絶対行きたくない国。
参考記事
(画像:東京五輪公式HP)