大野雄大「約束していた。報告出来て良かった」 天国の亡き後輩・木下に金メダル掲げる
8/7(土) 23:26配信
野球の日本代表「侍ジャパン」が決勝で宿敵・米国を下し、悲願の金メダルを獲得した。表彰式では中日・大野雄大投手(32)が金メダルを天に向けて掲げ、3日に亡くなったチームメイトの木下雄介投手(27)に優勝を報告した。
メダルの授与で栗原から首にかけてもらった大野は、金メダルを左手に持つと空に向かって掲げた。大野は「木下に最後に会ったのは残留練習だったんですけど、その時に大野さん金メダル獲ったら見せてくださいと約束していたので、あいつに報告できたので良かったと思います」としみじみ語った。
後輩の復帰を心待ちにしていた。木下は3月のオープン戦で右肩を脱臼し、戦列を離脱。そんな中、大野はバンテリンドームで投げる際は8回に限り、自身が使用する、あいみょんの「ハルノヒ」ではなく、
木下のテーマソングである湘南乃風「黄金魂」を使用。
「アイツがケガしたのも8回だった。その曲を(8回は)年間を通して、あいつが帰ってくるまでは、あの曲にしたいなと思う」と話し、後輩にエールを送り続けていた。
再び、ともに戦うことはかなわなかった。それでも先輩の勇姿、そして思いは天国に届いたに違いない。大野は「“大野さん良かったですね”(と言ってくれたと思う)。今日も登板があればあいつのことを思って投げたでしょうし、なかなか受けと止められない、受け入れられないですけど、全員で前を向いてやっていくしかない」と話した。
ネット上では「大野雄大選手が、木下雄介選手にメダルを見せたシーンに涙腺崩壊です」などの声が寄せられた。(スポニチアネックス)
ワクチン接種後に救急搬送の中日・木下雄投手、3日に死去していた 先月6日の練習中に倒れ…海外では激しい運動控える注意喚起も
8/6(金)
新型コロナウイルスのワクチン接種から8日後の7月上旬、練習中に倒れて救急搬送された中日・木下雄介投手(27)が、名古屋市内の入院先で死去していたことが6日、分かった。球団関係者によると亡くなったのは3日。肩肘の故障から実戦復帰を目指し、懸命なリハビリに励んでいた矢先の悲劇だった。
7月6日の練習中に胸のあたりを押さえながら息苦しさを訴えて倒れ、搬送先で人工呼吸器が必要な重篤状態に陥った。
球団関係者によると、接種前の検査では「不整脈の症状があった」という。
元厚生労働省医系技官で医師の木村盛世氏(感染症疫学)は「詳細が分からないので確定的なことはいえないが、海外では若い男性が接種後に心筋炎を起こす可能性が報告されており、2回接種後、1週間程度は激しい運動は控えるよう注意喚起する例もある。ただ、心筋炎の症例について大規模なデータはなく、接種を控えるべきだという議論が出る段階ではない」と話す。
球団関係者の「あんなにいい子がこんな目に遭うなんて残酷すぎます。絶対に諦めない強い気持ちを持っている選手。家族のためにもなんとか戻ってきてほしい」という悲痛な願いは届かず。悲しみは計り知れない。(夕刊フジ引用抜粋)
ネットの声
意味がわかった時、泣けました。
自然とこういうことができるのが大野投手の魅力!ほんとに泣きました。
嬉しい一日だったけど悲しいことだよな
木下選手。若すぎる。ご冥福をお祈りします。
涙。。。大切な仲間に、世界一の報告をしてくれたんですね。
もっと一緒に野球したかったですよね…
野球五輪関連動画(gorin.jp)
見事金メダルを獲得した選手たち🥇😉🌻#侍ジャパン@Japan_Olympic#がんばれニッポン#Tokyo2020#Baseball pic.twitter.com/hAJUUFWW1M
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) August 7, 2021
大野投手、天国の木下投手に報告(gorin.jp)7分半前後から
試合(gorin.jp)ハイライト
表彰式後の選手(gorin.jp)
参考記事
(画像:gorin.jp)
木下投手のご冥福をお祈りしいたます。