TBS「発言は誤りでした」共産党めぐる八代弁護士のひるおびでの見解に
2021年09月11日
TBSは同局系情報番組「ひるおび!」(月~金曜午前10時25分)の10日放送で、レギュラーMCの八代英輝弁護士が共産党について発言した内容について、同日「発言は誤りでした」などとするコメントを発表した。
番組では、衆院選での野党共闘の話題を取り上げた際に、八代弁護士が「志位委員長がつい最近、『敵の出方』という言い方をやめようとは言ってましたが、共産党は『暴力的な革命』というのを、党の要綱として廃止してませんから。よくそういうところと組もうという話になるな、と個人的には思います」と、共産党と連携する可能性がある野党について言及していた。
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同局は、八代弁護士の発言について「共産党の綱領には記載がなく、発言は誤りでした」とコメント。共産党に対して「真摯(しんし)に対応して参ります」と今後の対応を示した。また番組での対応については「月曜日の放送で対応することになります」と回答。関係者によると、月曜日の放送で謝罪するとみられる。
共産党の志位和夫委員長は同日、自身のツイッターで、「TBS系『ひるおび!』で出演者が『共産党は暴力的な革命を廃止していない』などと述べたことに対し、党広報部植木部長は、局の担当者に抗議し、番組としての謝罪と訂正を求めました。担当者は『申し訳ない』とのべ、訂正については検討すると答えました。事実無根の卑劣なデマは絶対に許せません」と投稿していた。
著名人、ネットの声
竹田恒泰氏「今年6月11日、政府は日本共産党について「暴力主義的破壊活動を行った疑いがあり……暴力革命の方針に変更はない」とする答弁書を決定している。八代氏の発言は大筋において誤りはない」
「日本共産党が暴力革命の方針を維持していることは、公明党が記事にしている。八代氏の発言では「要綱」に書いてあるという部分は不正確だったとはいえ、共産党が暴力革命の方針を変更していないのであるから、共産党と組む立憲民主への批判としては的確である」
阿比留瑠比氏「マスコミも官庁も、左からの抗議にはすぐ謝罪するが、相手が保守系だとまず謝らない。昔からそう」
国会答弁しているものを曲げたらいかんだろう。TBSは要綱に書いてあるという部分だけ訂正すべきだ。
「現在においても、いわゆる敵の出方論に立った暴力革命の方針に変更はないものと認識」って答弁してる。TBSはちゃんと調べたのか?
足立康史議員
逆にTBSが謝罪とか訂正とかしたら、大変な問題になる。
↓
「共産党は暴力的な革命を廃止していない」 https://t.co/Us7XdvufM2— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) September 10, 2021
あだチャン(TOP画像:あだチャンより)
安倍総理国会答弁(令和2年2月13日)抜粋
内閣総理大臣(安倍晋三君)足立康史議員にお答えをいたします。
日本共産党が破壊活動防止法の調査対象となっている理由等についてお尋ねがありました。
日本共産党は、昭和二十六年から二十八年ごろにかけて、団体の活動として、革命の正当性、必要性を主張し、各地の党組織や党員が殺人や騒擾などの暴力主義的破壊活動を行った疑いがあります。
現在においても、いわゆる敵の出方論に立った暴力革命の方針に変更はないものと認識しており、破壊活動防止法に基づく調査の対象になっているものと承知しています。(国会議事録)