「河野太郎」の変人伝説 「元号廃止」「女系天皇」…党内、官僚からは恨み節も
週刊新潮 2021年9月16日号掲載
「第100代内閣総理大臣」の座を占う自民党総裁選――。目下、世論からの高い支持を背景に優位が伝えられるのが河野氏である。
共同通信が今月4~5日に行った調査では、石破茂・元幹事長(64)、岸田文雄前政調会長(64)を抑えて「次の首相にふさわしい人物」のトップに輝いた。
だが、自民党幹部はこう語るのだ。「彼は田中真紀子氏と似ている。遠くからは勇ましい改革派に見えるが、近くで見ると全く印象が違う。周囲の声に耳を貸さないので同僚議員や官僚からの人望もなく、思想信条はとても保守とは呼びがたい」
実際、河野氏が所属する麻生派も足並みが揃わない。
「菅総理の退陣表明後、河野さんは総裁選に出馬する意向を伝えるため麻生さんを訪ねています。ただ、麻生さんは“派閥の対応についてすぐに結論は出せねぇよ。そもそも、一緒に動いてくれる人間がどれくらいいるんだ?”と。
つまり、河野さんは派閥から推薦人を出すことさえ確約してもらえなかった。加えて、河野さんは“菅総理に言われて出馬を決意しました”と伝えている。麻生さんが面白いはずもなく“河野は自分の置かれた立場を分かってない”と漏らす始末です」
閣僚経験が豊富な河野氏だが、官僚から怨嗟の声が絶えないのも事実。
「外務大臣時代の河野氏は、元号が平成から令和に代わる直前、省内で作成する文書の表記を西暦に統一する“元号廃止”を言い出した。新元号が決まって日本中が沸き立った、そのタイミングで水を差した格好です。これには昵懇(じっこん)の仲の菅氏も激怒して、河野氏は火消しに躍起でした」
「一昨年末の会見で、当時防衛相だった河野さんは“気候変動は自衛隊にとっても他人事ではない”と言うや、自衛隊の施設で使う電力も、将来的に“再生可能エネルギー比率100%”を目指すと述べたのです。河野さんは超党派の議員連盟“原発ゼロの会”の発起人。閣僚になって鳴りを潜めていましたが、脱原発への思い入れは未だに強い」
また、昨年8月には皇室を巡る発言も波紋を呼んだ。ネットのライブ配信で、〈愛子さまをはじめ、内親王のお子さまを素直に次の天皇として受け入れることもあるのではないか〉と女系天皇容認論に言及したのだ。(デイリー新潮抜粋、記事全文は以下)
ネットの声
変わり者ではなく、左派的な考えの人ってこと。
やっていること、言っていることは左。なんで自民党にいるの?この人推す人は左派ってことだな。
靖国も参拝しない。変人とかじゃなく思想の問題
自民党も腐り切っている。保守を名乗る政党の資格はない。
そもそも自民て憲法改正を旗印に発足したのに、何このざまは。
まじでこの人だけはやめてほしい。小泉父子よりひどい。