「こんなに河野さんが不人気だと思わなかった」
早々と河野氏を支持する議員から悲鳴が上がっている。自民党を改革するには河野氏が総裁になるしかないと思って応援を決意し、それが国民に浸透していると信じていた。そもそも総裁選の要となるのは職域団体票だが、その職域団体に河野氏は良く思われていないようだ。
「長らく権益を守ってきた職域団体は、その既得権益を守ってもらうべく自民党との関係を重視してきた。だがその既得権益を否定してきたのが河野太郎。河野氏には自民党の秩序を破壊する“壊し屋”のイメージが定着しているようだ」(同上議員)
とりわけ反発を喰らっているのは「脱原発」の封印で、経済界の反発は相当なもの。ある経済関係者は怒りを込めてこう言った。
「2050年までにカーボンニュートラルを実現するとなると、原発の利用を認めなくては必要なエネルギーが追いつかない。『自然と原発はなくなっていく』などという甘い考えで解決できるものではない。日本経済に『死ね』と言っているに等しい」
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河野氏の「上から目線ぶり」も総裁選運動の足かせになっているようだ。たとえば出馬会見で河野氏が「手柄話」として得意げに語ったワクチン供給だが、そのワクチンを接種すべき“かかりつけ医”の間では評判が芳しくない。
9月7日の会見で河野氏は、予約されていないワクチンがかなり残っており、かかりつけ患者のみならず接種を希望する一般人に広く接種すべきと主張した。
しかし自治体から医療機関に供給されて冷蔵庫に保管されているワクチンの使用期限は1か月で、医療機関は計画をたてて発注しているため、通常は残ることはありえないというのが接種を担当する現場の医師側の主張だ。
こうしたことが災いし、現場の医師たちの反発が河野陣営に跳ね返る。(現代ビジネス抜粋、全文は下記)
河野氏は原発建て替えを認めない姿勢
原発建て替え認めず 河野規制改革相「これから動くことない」
2021年9月15日
石破茂氏の自民党総裁選不出馬を受け、報道陣の質問に答える河野太郎氏(15日、国会内)
河野太郎規制改革相は15日のBSフジ番組で、原子力発電所のリプレース(建て替え)を認めない考えを示した。「これから新しい増設、リプレース、新設の計画が動いていくことはない」と語った。
10日の記者会見で「安全が確認された原発を当面は再稼働していく」と述べた一方で「原発の新増設は現時点で現実的ではない」と説明した。
15日は既存施設のリプレースも認めない意向を示した。「新しいことを計画し、それが動いていく状況にはない」と強調した。
ネットの声
経済団体、実業家は反対。その支援を受けている議員は反対に回る。
野田の出馬で決選投票は確実。2位、3位連合が勝つだろう。
2012年の安倍さんが石破に勝った時の再来。高市さんは決戦投票に残れば勝てる可能性あり。
こんなに人気ないんだと、やっとわかったのか。
こんな人を総理にしたら、まじで日本は終わる。経済界は死に物狂いで反発するだろう。
「もしも河野氏が勝ったらあなたを二度と支援しない」と経済団体に言われたら、議員にとって死刑宣言。必死で反対に回るだろう。