自公293議席、過半数大幅上回り勝利…選挙プランナー三浦博史さんの総選挙予測
10/18(月)
第49回衆院選が19日、公示される。立候補者約1000人が小選挙区289、比例代表176、計465議席を争う。堅調な予測に定評のある選挙プランナーの三浦博史氏(70)は各党の情勢を徹底分析。政権与党の自公は305議席から293議席へと若干減らすとしたが、岸田文雄首相(64)が勝敗ラインと位置づけた過半数(233議席)を大幅に上回るとの見通しを示した。一方、来夏の参院選に向け弾みをつけたい立憲民主党、共産党などの野党は大きな上積みは難しい状況だ。
「令和」初の国政選挙は“超短期決戦”で決着する。岸田内閣の発足から解散までわずか10日。解散から投開票まで17日間しかない。いずれも戦後最短だ。
昨年から流行する新型コロナウイルス対策と経済対策が主な争点となる今回の衆院選。自公政権か、立民・共産政権か―。各選挙区の情勢を詳しく分析した三浦氏が指摘する。
「自民は18の小選挙区で落としますが、比例は69と若干上乗せします。
また、連立を組む公明も小選挙区で1議席増、比例では2議席増の計23議席、自公では293議席になります。では、自民が減った分はどこに行くか。“革新”には入れない、“棄権”したくない層の受け皿として日本維新の会が上積みして15議席を増やし、25議席になるでしょう。“保守勢力”という観点から見れば、負けない選挙です」
全ての衆院常任委員会で委員長ポストを独占し、全委員会で過半数の委員を与党が確保できる状態を「絶対安定多数」と呼ぶ。つまり、野党が反対しても法案の可決ができる。その議席数は「261」で、自公が「293」なら上回ることになる。そこに維新の25議席を加えると「318」。憲法改正の発議に必要な3分の2(310)を8議席上回る。岸田首相は憲法改正で必要な“3分の2”の議席確保について「選挙だけでは無理がある」と述べているが、議席数をより上積みすることで、改正に向けた動きが加速する可能性もある。
「衆院選は政権選択選挙。『岸田文雄内閣』と『枝野幸男内閣』のどちらを選ぶのかということです。野党は今回も含めて戦い方を変えていかないと、来夏の参院選も厳しいでしょう」(報知新聞抜粋)
ネットの声
意思表示をできるチャンスを無駄にしないように。自民にお灸を据えようと思うと共産主義が入ってくることになる。
これで選挙に行かなくなる保守層がいると困る。
予測は予測でしかないが、当たっている予感はする。
立憲や共産に今回は負けるわけにはいかない。
様々な人たちが選挙予想を立てているが、その内容はこの記事にある様な与党圧勝から、与野党逆転まで様々だ。蓋を開けてみないとわからない。
今回の選挙はあまり読めないと思う。話し半分に聞いておこう。でも朗報ではある。