神戸5人殺傷事件、男性に無罪
神戸5人殺傷事件、男性に無罪 責任能力の有無争点 https://t.co/cUc8e79TWw
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) November 4, 2021
神戸5人殺傷事件、男性に無罪 責任能力の有無争点/検察側は2回にわたり鑑定留置を実施。2回目の医師は正常な精神構造も機能していた
2021/11/4
神戸市北区で平成29年7月、祖父母ら男女5人を殺傷したとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職の男性被告(30)の裁判員裁判の判決公判が4日、神戸地裁で開かれ、飯島健太郎裁判長は無罪(求刑無期懲役)を言い渡した。飯島裁判長は主文の言い渡しを後回しにしていた。
男性の犯行時の責任能力の有無が争点だった。検察側は「凶器にバットや殺傷能力が高い包丁を持ち出すなど合理的な行動もあり、責任能力は著しく減弱していたが残されている部分はあった」と指摘。完全責任能力であれば死刑を選択すべき事案とした上で、男性は当時、心神耗弱状態だったとして無期懲役を求刑した。
これに対し、弁護側は「妄想に支配され犯行を思いとどまることはできなかった」として心神喪失による無罪を主張していた。
スポンサーリンク
起訴状によると、男性は29年7月16日朝、祖父母=いずれも当時(83)=と、近くに住む女性=当時(79)=を刺殺。母親(57)ら2人を金属バットなどで襲い、けがをさせたなどとしている。
検察側は捜査段階で、被告の犯行時の精神状態を調べるため、2回にわたり鑑定留置を実施した。1回目を担当した医師は「人を殺害したという認識はなく、精神症状の影響は圧倒的だった」と評価。一方、2回目の医師は、「妄想に対し現実的な判断ができていた場面もあり、正常な精神構造も機能していた」との見解を示していた。
ネットの声
恐ろしい事件だ。 事件から離れ「責任とは何か?」を真剣に考え始めると。
精神病に診断されれば無罪で逃げられるのか。恐ろしい。
殺された人の人権はどうなるのか?
日本って本当に法治国家だ。某国なら民衆の思いに答えて死刑だろう。
私見だけど、心神耗弱状態で逃げ切れるのは、どうしても許せない。殺された人があまりに不憫。
5人も殺傷していて無罪とは。。検察は当然控訴するんだろうな。
参考記事
(画像:wikipedia)