バイデン・エネルギー省長官のグランホルムは、記者に迫られて米国の石油消費率を知らないことを認める
・バイデン氏の5000万バレルの石油放出計画は3日もたないと記者が指摘
エネルギー省のジェニファー・グランホルム長官は25日、エネルギー省が放出を予定している5,000万バレルの石油が3日もたないのではないかという記者の指摘に対し、米国が1日に消費する石油のバレル数を知らないことを認めた。
グランホルム氏は、火曜日に行われたホワイトハウスでのブリーフィングで、世界的な石油不足とガソリン価格の高騰の中、「適切な供給」を維持するために、現在米国の戦略石油備蓄に保管されている石油を放出するというバイデン氏の戦略を説明した。
彼女の発言に同席していた記者がエネルギー長官に「米国が1日に消費する石油は何バレルですか?」と質問した。
「その数字は私の目の前にはありません。すみません」とグランホルムは答えた。
この数字では「石油備蓄は3日分にも満たない」
2020年の米国の石油消費量は、1日平均約1,819万バレル、合計約66億6,000万バレル–1995年以降で最も低い水準となった。米国エネルギー情報局によると、2020年の消費量が2019年から減少したことは、米国の石油需要の年間減少量としては最大の記録であり、COVID-19パンデミックへの世界的な対応が大きく影響しているとのことだ。
記者はグランホルムに、この数字では「石油備蓄は3日分にも満たない」と言った。
米国のデータによると、10月にアメリカ人が支払った1ガロンあたりの平均価格は3.29ドルで、2014年9月以来の高値となりました。
エネルギー省によると、11月19日現在、米国の戦略的予備は6億450万バレルあります。
石油備蓄の放出量がどのくらいかさえ知らないバイデン政権長官
・記者「米国の1日あたりの石油消費量は何バレルですか?
・グランホルム・エネルギー長官 「私の目の前には、その数字(メモ)がありません。申し訳ありません」
・記者「約1,800万バレルです。あなた方は3日分にも満たない量を石油備蓄から放出していることになります」
(記者に説明されて、真顔でうんうんとうなずく長官。ダメだこりゃ)
REPORTER: "How many barrels of oil does the U.S. consume per day?"
Energy Sec. Granholm: "I don't have that number in front of me. I'm sorry." pic.twitter.com/lToOjsLNLu
— Townhall.com (@townhallcom) November 23, 2021
バイデンのエネルギー長官は、ガス価格の高騰について聞かれると「我々は移行期にある」
Biden's Energy Secretary is asked about high gas prices:
"We are in a transition." pic.twitter.com/EFDVgmsbzV
— The First (@TheFirstonTV) November 23, 2021
1959年2月5日。アメリカ合衆国の政治家、弁護士。ジョー・バイデン政権にてエネルギー長官を務めている。2003年にミシガン州初の女性知事に就任し、2006年の再選を経て2期8年を務めた。