3分の2近くのアメリカ人がバイデンを信頼できるかどうか疑っていることが世論調査で明らかになった。
バイデン大統領の就任1年目が終わろうとしているが、新しい世論調査によると、アメリカ人の3人に2人近くがバイデン大統領に疑問や不安を抱いており、70%が彼の政策は経済を悪化させた、または効果がなかったと回答している。
SSRSが行ったCNNの世論調査によると、66%のアメリカ人がバイデンが「信頼できるリーダー」であるかどうか疑問だと答え、この数字は共和党員の92%、無党派層の75%、民主党員の36%を含んでいる。
また、世論調査では、45%の成人が大統領の政策が経済を悪化させたと考えている一方、30%はプラスの影響を与え、25%は全く影響を与えなかったと回答している。
また、「大統領の経済政策についてどう思うか」という質問に対しては、54%が不支持を表明し、夏の終わりから5ポイント、4月の終わりから12ポイント、不支持が上昇した。
バイデンの経済政策が大きな問題
バイデン政権は発足1年目にして、サプライチェーンの滞留、ガソリン価格の上昇、住宅コストの上昇、インフレなど、多くの経済危機に見舞われています。
調査によると、アメリカ人の80%がインフレを経済にとって「大きな問題」と考え、79%がサプライチェーンの途絶を、77%が住宅価格の上昇を、70%がガソリン価格の上昇を経済上の「大きな問題」と考えていることがわかった。
SSRSによると、ジョー・バイデン大統領の「政策が経済を改善した」と答えた世論調査員は、わずか30%だった。
一方、経済状況が良くなったと答えた人はわずか21%で、69%は経済状況が悪くなったか、ほぼ同じと回答している。
カマラ・ハリスの支持率も低いまま
この調査では、バイデンの仕事に対する全体的な支持率は49%、不支持率は51%で、”強く支持する “は16%、”強く不支持する “は34%にとどまっている。
全体として、大統領の支持率は4月下旬の最高値53%から4ポイント下がり、不支持率は3月上旬の世論調査の最低値41%から10ポイント上昇した。
一方、カマラ・ハリス副大統領自身の評価は頑強に低いままだ。
今週発表されたThe Hill/HarrisXの調査によると、登録有権者のわずか43%がハリスの仕事ぶりを認めており、50%が不支持、7%が分からないと回答している。