COVID-19の接種状況を確認するためのマイクロチップを埋め込むことができる。
2021年12月21日(火)
スウェーデン・ストックホルム(TND)-スウェーデンのスタートアップ企業「Epicenter」が発明したマイクロチップ技術が、COVID-19ワクチンのパスポートを人の皮膚の下に持ち歩く方法を、バイラルビデオで紹介されています。
“腕のフラッシュだけでCOVID-19パスポートを見せることを想像してみてください。”ビデオの冒頭には、人が腕を差し出し、携帯電話でスキャンしている様子が映し出されています。
ビデオでは、このマイクロチップは、スタートアップ企業がすでに開発していた技術を使い、「近距離無線通信」(NFC)を採用し、あらゆる対応機器にデータを送信すると説明されている。スマートフォンは、データ受信機の一例として挙げられている。
「インプラントは、さまざまなことに利用できる非常に汎用性の高い技術です」と、Epicenter社のChief Disruption OfficerであるHannes Sjöbladはビデオの中で語っています。”今は、インプラントでCOVIDパスポートに常にアクセスできることがとても便利です。”
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Tech2025のWebinarに出演したSjöblad氏によると、米粒ほどの大きさのマイクロチップは、人の皮膚の下、つまり腕の下か人差し指と親指の間に埋め込むことができるという。チップを埋め込んだ後、NFC対応デバイスを使って、ワクチンパスポートなどのデータを保存することができます。
Tech2025によれば、このようなチップのポイントは、キーフォブ、IDカード、名刺を持ち歩く必要性をなくすことだという。人々は、空港用のパスポートや医療記録などのデータをチップに保存することができるようになる。
この処置は100ドル程度で可能で、「完全に元に戻すことができる」と伝えられている。
現在身につけているウェアラブルは、5~10年後にはすべて体に埋め込むことができるようになるでしょう」とシェブラッドは語る(Tech2025より)。
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技術やビジネスのリーダーたちは、2025年までにアメリカ人の大多数が「チップ化」されると予測していますが、Tech2025は、議員や支援団体、一般市民からインプラントに対する反発があることを認めており、このような予測は現実よりも夢物語になる可能性が高いと述べています。
Beep boop beep: Your vaccination record has been verified 🤖 pic.twitter.com/dpAkSCudxf
— South China Morning Post (@SCMPNews) December 17, 2021
Epicenterのチップはまだ販売されていないと、South China Morning Postは動画で伝えている。