バイデンのチーフメディカルアドバイザーであるファウチは、「完全にワクチン接種された人でも、屋内での食事を避けるよう促す」／一方でファウチは、現在「前例のない」オミクロン症例が発生しているが、他の亜種と比べ深刻度は比較的低いことを認めている

covid19(コロナ)

2022/1/4

ファウチ博士、ワクチン接種者に屋内食を控えるよう呼びかけ

2022年1月2日

ジョー・バイデン大統領の首席医療顧問であるアンソニー・ファウチ博士は、日曜日のCNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」に出演し、COVID-19のオミクロン変種の患者が急増する中、完全にワクチンを受けたアメリカ人は屋内での食事を避けるよう勧告した。

CNNの司会者Dana Bashは、「ワクチン接種を受けた人やブーストした人はどのように振舞うべきでしょうか」と質問した。彼らはレストランに入り、今すぐ屋内で安全に食事をすることができるのでしょうか？」

「このような感染症の津波を私はこう呼んでいるのですが、ワクチンを接種し、感染力を高めた人たちが画期的な感染症にかかるのを見ています」とファウチは説明する。

「最も安全なことは、家庭で、友人や親戚など、ワクチンやブーストを受けたとわかっている人たちと一緒にいることです」とファウチは続けました。もし、さらに安全性を高めたいのであれば、簡単な抗原検査を受けるとよいでしょう。避けたいのは、20人、30人、40人、50人の人がいて、その多くがワクチンやブーストを受けたかどうかわからないような場所です。家庭で行うよりも危険です」。

米国では2021年最終週に270万人以上のCOVID-19患者が報告され、2021年12月最終週にはパンデミック全体で最も陽性患者数の多い日が数日あったというデータもある。

一方、ファウチ氏は日曜日、米国で現在「前例のない」数のオミクロン症例が発生しているにもかかわらず、他の亜種と比較して感染の深刻度は比較的低いままであることを認めた。