ワリエワ 傷だらけ暫定4位 ドーピング騒動影響か…精彩欠きミス連発 疑惑残したまま終了
2/18(金)
ワリエワはキス&クライですすり泣き、立ち上がることができなかった。自身がメダルを逃したことで始まった表彰式の準備に背を向け、取材エリアを無言で通過。あまりの強さに「絶望」と愛称を付けられた15歳の初五輪は無残に終わった。
シニアデビューの今季、無敵を誇った姿とは全く違っていた。最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。公式練習でも4回転トーループに失敗しており、五輪のプレッシャーに加え、ドーピング騒動の影響は明らかだった。(スポニチ抜粋)
<北京五輪>「祖父の薬が原因」というワリエワ…禁止薬物200倍検出
2/17(木)
ワリエワはスポーツ仲裁裁判所(CAS)聴聞会で祖父の心臓治療薬のためだと抗弁した。祖父と同じコップを使用し、祖父の心臓病治療薬の成分がワリエワの尿サンプルから検出されたということだ。
しかしタイガート委員長は「禁止された薬物1件と禁止されていない薬物2件を共に使用したのは、持久力を高め、疲労を感じないようにする意図があったとみられる」と主張した。
タイガート委員長は「ワリエワの尿サンプルから検出されたトリメタジジンの濃度は1ミリリットルあたり2.1ナノグラムと分析された」とし「これはサンプル汚染と判明した他のスポーツ選手のサンプルと比較して約200倍多い量」と指摘した。(中央日報抜粋)
ネットの声
15歳の少女が自分でやったとは思えない。
もしロシアがやったとするならひどい話しだ。少女の人生を奪ってしまっている。
彼女はもうダーティーのイメージがついてしまった。今大会でなく次の大会でもそのイメージがつきまとう。
3位の坂本との得点差を考えれば、ライバルは明らかに同じロシアの選手。同国同志の争いのためにそうしてしまったのか。
彼女の力なら薬の力を借りなくても金メダルだったのではと思えるが、勝ちを決定的にしたかったのだろうか。
普通の状態で滑らせてあげたかった。彼女のメンタルが心配だ。
普通のメンタルの状況ではなかったろう。滑れただけでも立派だ。しかし、疑惑はまだ晴れていない。
たとえ、祖父の薬を間違って飲んだとしても、15歳だから許されるというわけにはいかない。他のスケーターに失礼だし、そもそものルールが成り立たない。ルールはルールだ。彼女を出場させるべきではなかった。
IOCは出場停止にすべきだった。どんな理由があるかは知らないが、ドーピングにかかったのは事実。