「彼を捕らえろ」?で波紋 バイデン氏、演説最後に即興―米一般教書
2022年03月02
【ワシントン時事】バイデン米大統領が1日に行った一般教書演説で、最後に「ゴー・ゲット・ヒム(彼を捕らえろ)」とも聞き取れる言葉を発したことが波紋を広げている。事前に準備された演説原稿にはなかった一言で、ツイッター上ではバイデン氏の真意をめぐり臆測が飛び交っている。
「国家の現状は強固だ」。バイデン氏は演説終盤、一般教書で慣例の一文を口にし、米国の明るい未来を描いてみせた。そして「全国民に神のご加護がありますように。神が米軍兵士を守ってくださいますように」との決まり文句で締めくくった。
立ち上がって喝采を送る議員らを前に、バイデン氏は「ありがとう」と謝意を示した後、右のこぶしを握り締めて「ゴー・ゲット・ヒム」と力を込めた。
米国の記者や視聴者の間では、バイデン氏が「ヒム」と言ったか、複数形の「ゼム(彼ら)」を略した「エム」と言ったかで見解が分かれた。演説の3分の1がロシアによるウクライナ侵攻批判に割かれただけに、「ヒム」だとすれば「誰を捕らえるのか」といぶかる見方も。一方、「エム」なら「頑張って前進しよう」という意味にも取れるという。(2022/03/02-20:52)
“Go get him “はホワイトハウスの原稿にはない。
バイデンは最後に「Go get him」と言ったが、どういう意味だろうか。彼は試合前のスピーチを終えたつもりだったのだろうか?
What did Biden mean by “Go get him,” at the end? Did he think he was ending a pre-game speech? pic.twitter.com/pq9kweUroP
— Clay Travis (@ClayTravis) March 2, 2022
バイデン「全国民に神のご加護がありますように。神が米軍兵士を守ってくださいますように」ありがとうございました」
「やつを捕まえろ」
元トランプキャンペーン顧問のスティーブ・コルテス氏
バイデンはスピーチの最後に “go get him “と言っている。
誰?彼は “ウクライナ人 “なのか?
Biden ends his speech with “go get him.”
Who?
Is he a “Uranian”???pic.twitter.com/ZXT9WaLWyV
— Steve Cortes (@CortesSteve) March 2, 2022
ワシントンタイムス、コラムニスト、ティム・ヤング氏
待ってください…バイデンがその行を聞いたり読んだりする可能性はありますか…彼のハンドラー(操る人)が彼をそこから引き抜くために意図された「Go get him」?
Wait… is there a chance that Biden either heard or read the line… "Go get him" which was intended to be for his handlers to pull him out of there?
— Tim Young (@TimRunsHisMouth) March 2, 2022