ロシアは、モスクワのウクライナ侵攻に対する反対意見を封じ込める
ため、軍に関する「フェイクニュース」を掲載したFacebookをブロックし、厳しい禁固刑を課す方向に動いている。
#UPDATE Russia blocked Facebook and moved to impose harsh jail terms for publishing "fake news" about the army as part of efforts to muffle dissent over Moscow's invasion of Ukraine https://t.co/RH5i5rUR7R
— AFP News Agency (@AFP) March 4, 2022
ロシアで米欧メディア活動停止 情報統制を強化、FBも遮断
2022/3/5
ロシアのプーチン大統領は4日、軍に関する「偽情報」の拡散に対し最長で懲役15年を科す法案に署名した。
英BBC放送や米国のCNNテレビ、ブルームバーグ通信などが記者拘束のリスクを懸念し、ロシアでの報道活動を一時停止すると発表。
反戦世論の高まりを嫌うロシア当局はフェイスブックやツイッター、西側メディアへのアクセスも遮断し、情報統制を一層強化した。
ウクライナに侵攻するプーチン政権にとって不都合な情報を排除する狙いとみられる。サキ米大統領報道官は記者会見で「ロシア国民に届く情報を取り締まるということだ」と語った。(共同)
プーチン大統領 誤情報拡散に罰則科す法律改正案に署名
2022年3月5日 11時22分
ロシアが続けているウクライナへの軍事侵攻をめぐってプーチン大統領は、誤った情報を拡散した者に罰則を科すとする法律の改正案に署名しました。情報統制をさらに強化するとともに、ロシア国内で広がる戦争反対の声を押さえ込むねらいがあるものとみられます。
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ロシアのプーチン大統領は4日「ロシア軍の活動について意図的に誤った情報を拡散するなどした個人や団体に罰則を科す」とする法律の改正案に署名しました。
法律では反戦デモへの参加などを念頭に「軍の信用失墜につながる違法行為を呼びかけた」場合も罰金や懲役を科すとしています。
プーチン政権には情報統制をさらに強化するとともに、ロシア国内で広がる戦争反対の声を押さえ込むねらいがあるものとみられます。
ロシアでは、ウクライナでのロシア軍の攻撃による市民の犠牲などに関して虚偽の情報を伝えたという理由でこれまでに一部の独立系メディアが事実上の閉鎖に追い込まれたほか、イギリスの公共放送BBCやアメリカのブルームバーグは4日、ロシア国内での取材活動を停止すると明らかにしました。