対ロ禁輸に後ろ向き 「電気なくなる」―ドイツ
2022年03月07日13時05分
【フランクフルトAFP時事】ウクライナ侵攻を受けたロシアからの石油や天然ガスといったエネルギー禁輸について、ドイツの閣僚からは6日、相次ぎ否定的見解が示された。
ベーアボック外相は公共放送に対し「禁輸開始から3週間で残り数日で電気がなくなると自覚することになる。制裁破りしか道はなくなる」と断言した。
リントナー財務相も独紙ビルトに、エネルギー禁輸よりも「プーチン体制で利益を得てきた人々、ロシア国民の富を盗んできた人々が欧米の繁栄を享受できないようにすることだ」と主張。
先進7カ国(G7)で協調しロシア新興財閥(オリガルヒ)を追い詰めるよう呼び掛けた(時事通信)
トランプ大統領「ドイツはロシアに天然ガスで支配されている」
ドイツがロシアと大規模な石油・ガス取引をして、ロシアに年間何十億ドルも支払っているのは、とても悲しいことだ。
私たちはドイツを守っている。フランスを守っている。そして、多くの国がロシアとパイプライン契約を結び、ロシアの財源に何十億ドルも支払っている。
我々はロシアからあなた方を守ることになっているが、彼らはロシアに何十億ドルも支払っているのだ。これは非常に不適切だと思う。
ドイツは自国のほぼ70%の選択肢を、ロシアに天然ガスで支配されることになる。
しかし、ドイツは完全にロシアに支配されている。なぜなら、彼らはエネルギーの60%から70%をロシアと新しいパイプラインから得ていたからだ。
I know CNN & MSNBC never aired this, so I figured I would. Spot on, don't you think? pic.twitter.com/6V1vRKxP8p
— Justin Pulitzer 🍊 (@JustinPulitzer) February 24, 2022