【速報】「KAZU1」船体発見か 水深30メートルの地点に反応 “不鮮明な映像”も魚群探知機に反応
4/26(火)
海上保安庁などによりますと、観光船「KAZU1」が遭難した、北海道知床沖の「カシュニの滝」付近の水深30メートル地点に、船体の可能性のある反応があったということです。
地元の漁師からの通報です。
魚群探知機の反応で、「それなりの大きさがある」ということで、海上保安部などで確認を急いでいます。(UHB 北海道文化放送)
知床観光船遭難“海底に一定の大きさの物体”カシュニの滝近く
2022年4月26日 13時21分
北海道の知床半島の沖合で乗客・乗員26人が乗った観光船が遭難した事故で、現場海域の捜索にあたっていた漁船から、魚群探知機で海底に一定の大きさがある物体を確認したと連絡があり、第1管区海上保安本部は行方が分からなくなった観光船の可能性もあるとみて確認を急いでいます。
海上保安庁によりますと26日午前、遭難現場とみられる斜里町の「カシュニの滝」近くで観光船の捜索にあたっていた漁船から、魚群探知機で海底に一定の大きさがある物体を確認したと連絡があったということです。
この場所は「カシュニの滝」から南に500メートルほどの「蛸岩」と呼ばれる岩場の近くで、水深はおよそ30メートルあるということです。(NHK)
【動画】知床 航行する船の映像 遭難事故前の観光船か
2022年4月26日
観光船「KAZU 1」が遭難した今月23日の午前10時10分ごろに、ウトロ漁港から知床半島上を北東に3キロ余り離れた付近で撮影された映像です。
1隻の船が回り込むように湾に入ってくる様子が映っています。
撮影したのは札幌市に住む女性で、双眼鏡で確認したところ船には多くの人が乗っていたということです。
当時、ウトロ漁港を出港した観光船は「KAZU 1」のみで、遭難する前の航行の様子を捉えた可能性があります。
撮影した女性は、知床の原生林を歩く3時間ほどのトレッキングツアーに参加していたということで「ツアーのガイドも『この時期はまだ観光船は運航していないはずだ』と話していた」ということです。
また、当時の状況について「海は波が立っているわけではなかったが気温が低く、時折海から陸へ向けて突風が吹いていた。足がよろけるほどの風で少し怖いと感じるほどだった」と話していました。(NHK)
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