風力発電の風車、ミサイル探知に影響の恐れ
風力発電の風車、ミサイル探知に影響の恐れ https://t.co/Z8qShUXLWN
敵の戦闘機やミサイルの探知が遅れるなど深刻な問題が起きる恐れもある。
現状では発電事業者に計画段階での事前相談を呼びかけているが、善意の協力には限界があり、安全保障上の脅威になりかねないとの指摘もある。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 11, 2022
全国で増加する風力発電の風車が航空自衛隊のレーダーに影響を及ぼす懸念が浮上し、防衛省が対応に苦慮している。敵の戦闘機やミサイルの探知が遅れるなど深刻な問題が起きる恐れもある。現状では発電事業者に計画段階での事前相談を呼びかけているが、善意の協力には限界があり、安全保障上の脅威になりかねないとの指摘もある。
レーダーは電波を発射し、反射波をとらえることで状況を把握する。航空自衛隊は全国28カ所に警戒管制レーダーを設置し、日本領空への飛来物に24時間態勢で目を光らせている。
一方、再生可能エネルギー推進策として固定価格買い取り制度(FIT)が導入された平成24年以降、風力発電の風車設置数が急増した。全国の設置数は昨年末時点で2574基。陸上では高さ100メートル以上、洋上では200メートル以上になる。
そのため、風車のブレード(羽根)がレーダー電波を反射し、探知しにくくなったり、風車との接触を避けるために航空機がルート変更を余儀なくされたりする可能性が浮上。風車の高さによっては100キロ先のレーダーに影響が出ることも判明した。この問題に詳しい自民党の小野寺五典元防衛相は「日本の空を守っている自衛隊のレーダーが、風車によって(探知に)誤差ができる。実は大変なマイナスになる」と警鐘を鳴らす。
再エネ政策を所管する経済産業省資源エネルギー庁はすでに今年4月にガイドラインを改定。初期段階から防衛省への事前相談を促し、同省も公式サイトで呼びかけを始めた。だが、「位置がレーダーに干渉するといえば、相手に(レーダーの能力に関する)情報を与えてしまうことになる」(萩生田光一経産相)との懸念もある。
2月には中国大手メーカーが富山湾の洋上風力発電事業を受注、国内市場に中国系が初参入した。国内業者にとどまらず、今後は大型の風車群となる洋上風力に外国資本の関与が増えることは十分にあり得る。実際に支障が生じたとの報告はないが、防衛省幹部は「レーダー網に穴が開く深刻な事態になってからでは遅い」と語る。
ネットの声
環境アセスも国防も滅茶苦茶だから後々問題だらけ。ソーラーも含め法整備いそいでください。
可及的速やかに強い法規制をかけないと重大な事態に。
風力よ、お前もか。太陽光もマイナスばかり。なんでこんなものに岸田は金かけてるんだ。
秋田はイージスアショアで県民の声を幅広く聞きながら反対したのに、風力発電に対しては何の疑問をもたないの?
再エネってデメリットばかりじゃん。
何が風力だ。これ、致命的だよな。
風が吹かなければ発電しない風力、雪、雨で発電しない、発火する、感電する太陽光。そしてついに国防に影響。とっととやめろ再エネなんて。
参考記事
(画像:AC)