バイデンは就任早々、石油採掘を止め、カナダとのパイプラインを取り消した
2021年1月22日 バイデン政権は、国有地・水域における石油・ガス鉱区のリース権と掘削許可について、法的および政策面での影響を検討するため、暫定的に停止した。
バイデン大統領は気候変動問題への取り組みを重要課題としており、大統領選キャンペーンでは新規掘削の全面禁止を公約に掲げていた。(reuters)
カナダと米国を結ぶ原油パイプライン「キーストーンXL」の開発を手掛けるカナダ企業、TCエナジーはプロジェクトを中止すると発表
バイデン米政権は今年1月、同プロジェクトへの許可を取り消していた。
2021.06.10(CNN)建設の中止により、キーストーンXLパイプラインをめぐり10年以上続いてきた論争に終止符が打たれることになる。同プロジェクトが環境や気候に悪影響を与えると主張してきた環境保護主義者にとっては大きな勝利となる。
このプロジェクトはカナダのタールサンド(オイルサンド)からの原油を米国に運ぶことを目的としており、長年にわたって政争の具になってきた。(cnn)
バイデンは来月イスラエルとサウジアラビアを訪問する。
2022年6月13日 この訪問は、バイデン氏が米国内のガソリン価格を下げようとしている時に、サウジアラビアとの関係を強化することを目的としたものだろう。
ジョー・バイデン米大統領は来月、サウジアラビアとイスラエルを訪問する予定で、ホワイトハウスは今週中にこの旅行を発表する予定だと、計画に詳しい関係者が日曜日に語った。
バイデン氏のサウジアラビア訪問には、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子との会談が含まれる可能性があると、同筋は述べている。(jpost)
岸田政権は稼働できる原発を再稼働もせず、国民に節電を強いる
政府は7日、電力需給に関する検討会合を開き、今夏、家庭や企業に対して節電要請することを決めた。政府による節電要請は2015年以来7年ぶり。
松野博一官房長官は会合で「国民の皆様には今年の夏は全国で生活や経済活動に支障がないよう、できる限りの節電・省エネへのご協力をお願いいたします」と述べた。
ウクライナ情勢を受けて資源調達の不確実性が高まっていることもあり、家庭や企業に早めに需給逼迫(ひっぱく)を伝える「注意報」を新設して対応を促す。
ピーク時の電力需要に対する供給余力を示す「供給予備率」は、電力の安定供給に最低3%が必要とされる。経済産業省によると、中部・東京・東北電力管内の7月の供給予備率は3・1%にとどまり、安定供給に懸念が残る。