患者情報を把握する新システム導入へ 次の感染症に備え 厚労省
2022年6月21日
新型コロナの患者情報を国や自治体が把握するためのシステムが、当初十分に機能しなかったことから、厚生労働省はことし10月から新たなシステムを導入する方針を固めた。現在は医療機関や保健所が1件1件手入力しており、業務負担になっているほか、入力が滞り把握の遅れにつながったことから、手書きのファックスを自動で読み取ることなどを検討している。
新型コロナの感染対策に生かすため、国は感染初期のおととし5月から「HER-SYS(ハーシス)」というシステムを導入し、患者の名前や年齢、発症日、症状などの情報を収集している。
しかし、医療機関や保健所では患者1人に対して当初、およそ120項目を1件1件手入力する必要があり大きな業務負担になっていたほか、入力が滞り、感染状況の把握の遅れにつながっていた。
しかし、自治体への導入が進む中で集計機能の課題や、入力されたデータの誤りが相次いで見つかり、全国の感染状況を正確に分析できない状態が半年余りにわたって続いた。
ネットの声
いつまでFAXやってるんだって、さんざん批難されてたけど、HER-SYSに変わる新システムでは”手書きのファックスを自動で読み取るOCRと呼ばれる技術の導入も検討”・・・
厚労省ほんとダメ組織。どうしようもない。
入力項目多すぎて頓挫するのは目に見えてた。次はOCR機能にバグが散見されてFAX読取不可件数多い、入力項目減らし過ぎた結果ろくな統計分析出来なくなりそう。
10年かけて作ったシステムを無視して薄っぺらシステムの使用を何故か市町に強要。
こんなのこそデジタル庁が横串で最適化すべきプラットフォームなのに…なんでITに疎い厚労省が単独でやってんの。
コロナ対策でどれだけ無駄な金が消費されているんだろうな・・・開発費は徴収されている税金。