石川県で生き埋め6件発生 能登半島地震に林芳正官房長官「全力尽くす」
2024/1/1 林芳正官房長官は1日の能登半島地震を受けた緊急記者会見で、石川県内で建物倒壊などによる生き埋めが6件発生していると明らかにした。林氏は「引き続き情報収集に全力を尽くしてまいりたい」と述べた(産経)
「倒壊した家屋に家族が…」石川・珠洲市役所に救助求める声が多数寄せられる
1日午後に発生した石川県能登地方を震源とする地震で、震度6強を観測した同県珠洲市内でも多くの被害が発生しているもようだ。珠洲市役所によると、「倒壊している家屋がある」との情報が多数寄せられているという。
男性担当者は「役所にも住民から『倒壊した家屋の中に、家族が取り残されている』といった助けを求める情報が複数届いている」と混乱した様子で説明。一部で電話がつながらない状況や停電なども発生しているという(産経)

珠洲市総合病院、血を流した人が次々搬送…警備員「院内は混乱している」
2024/01/01 石川県で最大震度7を観測した1日、珠洲市野々江町にある市総合病院の60歳代の男性警備員によると、血を流したけが人が次々と搬送されているという。男性警備員は「電源が落ちているため外の様子はわからないが、地震でいろいろなものがばたばたと倒れて落ちており、病院内は混乱している」と話した(読売新聞)
家屋が倒壊50件、逃げ遅れている人も。意識がない人が多数いる。輪島市消防本部は通報が多すぎて対応が取れない状況(NHK)

珠洲市の男性「ガソリンや食料、このさきどうすれば」
石川県珠洲市に住む男性(63)は地震後すぐに妻とともに車で高台に避難した。両足に障害がある妻を必死の思いでおんぶし、車に乗せたという。「揺れてゴトゴトという音がした。逃げられないかもしれないと覚悟もした」
男性の車を含め、今も高台には50台ほどの車がとまっている。エンジンをつけている車もあれば、ガソリンを節約するためかエンジンを切っている車もあるという。状況が落ち着くまで、男性はしばらく車の中で生活しようと考えている。「ガソリン、食料などはこの先どうなるのか」と不安をあらわにした(朝日新聞)

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