バイデン報道官KJPが民主党を離党し、バイデンの暴露本を出版/民主党支持者ら「守銭奴の裏切り者」
6月5日
FOX、Politicoによるとカリーヌ・ジャン=ピエールは、2022年から2025年までジョー・バイデン大統領のホワイトハウス報道官を務めた後、2025年6月に民主党を離党し、無所属となった。この発表は、彼女の新刊『Independent: A Look Inside a Broken White House, Outside the Party Lines』の出版と同時に行われ、同書ではバイデン政権内の混乱や、バイデン氏が再選出馬を断念するに至った経緯、民主党からの「裏切り」について詳述されている 。  
ジャン=ピエールは、バイデン政権下での報道官としての任務中、バイデン氏の認知能力に関する懸念が高まる中でも、彼を擁護し続けた 。しかし、彼女の離党と暴露本の発表は、元同僚や民主党内部から「自己宣伝」や「金儲け」との批判を招いている 。一部の元関係者は、彼女が政権内での職務よりも個人的なメディア露出を優先していたと指摘している 。  

元ホワイトハウス報道官カリーヌ・ジャン=ピエール氏は、バイデン政権の内幕を描いた暴露本の中で、民主党を離党し無所属になると表明した。彼女は2月の時点で、民主党がバイデンを見捨てたと批判しており、今回の離党はその延長線上にある。この転身に、報道界では「ジェイク・タッパー以上のあからさまな“金儲け”ぶり」と皮肉られている。
NEW: Former press secretary Karine Jean-Pierre reveals her own “tell all” book about the Biden White House and reveals she is switching parties.
Wow. Out grifting Jake Tapper is an impressive accomplishment.
Jean-Pierre has revealed that she is now “coming out” as an… pic.twitter.com/d52eZrN9hg
— Collin Rugg (@CollinRugg) June 4, 2025

ジャン=ピエール(2月の発言):個人的に思うのは、この3週間で一番つらかったのは、民主党指導部で起きていたことと、私自身が感じていたこととの間に明らかな「断絶」があったことです。元同僚である広報局長のベン・ラボルトも言っていましたが、あれはまさに「味方による銃殺隊」でした。私はあんな光景を見たことがありません。
政党があれほどのやり方で一人を追い詰めるのを目にしたのは初めてでしたし、それは本当に傷つくことでもあり、悲しい出来事でした。
私が信じる限り、その人(バイデン)は真の愛国者であり、この国のためにできる限りのことをした人物です。そして彼は、他の多くの大統領が2期かけても成し遂げられなかったことを、たった1期で実現したと私は思っています。本当に歴史的なことです。だから私は、そのとき目にしたことに衝撃を受けました。

──カリーヌ、確認ですが、バイデン氏に反対する民主党員たちがいたのですか?
ジャン=ピエール:はい。私はあんなこと、今まで一度も見たことがありませんでした。もし何が一番衝撃的だったかと聞かれたら、私はそのことを挙げます。あれは本当に衝撃的でした。一丸となって民主主義を守るにはどうすべきか、どう戦えばよいのかを模索すべきだったはずなのに、私が見たのは全く逆のことでした。
この3週間、私たちは団結することを選びました。ですが、あれは本当に、本当に不幸な出来事だったと思います。あのような行動をとったことが、私たちにどれほどの痛手を与えたのか、多くの人は理解していないと思います。

KJP、「民主主義を守る」と言いながら、過去に自分にとって不都合な情報を一方的に否定する
KJP(カリーヌ・ジャン=ピエール):「私は偽情報の時代における民主主義を守るために本を書いています」
同じKJP:「あなたが見ているバイデンの本物の映像は、実はチープフェイク(粗雑な偽物)です」
KJP: I am writing a book to protect Democracy in an era of disinformation.
Also KJP: Those real Biden videos you’re seeing are actually cheap fakes. pic.twitter.com/okNSP6kJ9v
— Western Lensman (@WesternLensman) June 4, 2025

ジャン=ピエール、今:どうすれば私たちはこの状況から抜け出せるのか?どうすれば私たちの民主主義を守れるのか?これが、私の答えです。偽情報や誤情報が蔓延するこの時代において、私は自分自身のコンパスに従う決意をしました。これは、本当に長い時間をかけて考え抜いた結論です。
ジャン=ピエール、以前:皆さんも「チープ・フェイク動画」と呼んでいると思いますが、それこそがまさにそれです。あれらはチープ・フェイク動画であり、悪意をもって作られたものです。皆さんの報道機関の中には、非常に明確に指摘しているところもあります。大統領を批判している右派の人々は、ファクトチェッカーによって何度も誤情報や偽情報を拡散していると指摘されており、信頼性に問題があると強調されています。
私たちはそれを見ています。そしてそれは、あなた方の世界から発せられた「チープ・フェイク」という言葉でも裏付けられています。

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