エプスタインの元顧問弁護士、マスク氏が指摘した『トランプ大統領とエプスタイン』の関係について重要証言
2025年6月5日、トランプ大統領とイーロン・マスク氏との対立が激化した。発端は、マスク氏がトランプ政権の目玉政策である大型法案「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル(OBBB)」に対して軽蔑的な姿勢を示し、これを公然と批判したことである。トランプ大統領はこれに反応し、両者の間で公開の場での非難の応酬が始まった。
マスク氏はさらに一歩踏み込み、トランプ大統領がジェフリー・エプスタイン氏のスキャンダルに関与している可能性を示唆するツイートを投稿し、1992年のマーラ・ラゴのパーティーでトランプ大統領がエプスタインとNFLチアリーダーと共にいる動画まで公開し、「真実は明らかになる」との言葉を添え、エスカレートした。

これに対し、2019年当時エプスタインの弁護士であったデビッド・ショーン氏は同日夜、テレビで「私は彼に直接尋ねた。彼はトランプ大統領に関して何ら傷つける情報を持っていなかった」と断言した。さらにショーン氏は、X上でロジャー・ストーン氏の投稿をリツイートし、「トランプ大統領はエプスタイン氏に対して一切の不正行為をしていないと確信している」と強調した。
この件に関し、一部保守派からは「もし関与が本当にあったならば、ディープステートがすでに証拠をリークしていたはずだ」とする見解も出ており、トランプ大統領の潔白を支持する声が続いている。
ビッド・ショーン氏「私はジェフリー・エプスタインの刑事弁護人として、彼の死の9日前に正式に雇われました。それ以前から何カ月にもわたって彼は私に助言を求めていました。私は断言できます。明確に、そして疑いようもなく、彼はトランプ大統領を傷つけるような情報を一切持っていませんでした。私は彼にそれを直接尋ねたのです!」
🚨 BREAKING: President Trump shares post from Jeffrey Epstein’s former lawyer claiming Epstein had “no information to hurt Trump.” pic.twitter.com/tR2H6abYu8
— DogeDesigner (@cb_doge) June 6, 2025
ジェフリー・エプスタインの元法律顧問であるデイビッド・ショーン氏は、テスラCEOのイーロン・マスク氏がトランプ大統領を故性的犯罪者エプスタイン氏に結びつけようとした衝撃的な発言について、自身の見解を示した。 (@NEWSMAX)
Former Jeffrey Epstein legal confidant David Schoen gave his take on the bombshell comment made by Elon Musk in which the Tesla boss attempted to link President Trump to the deceased sex offender. @LidiaNews pic.twitter.com/3W4EyvJOYI
— NEWSMAX (@NEWSMAX) June 6, 2025

インタビュアー「昨夜、あなたが“トランプ大統領はエプスタインのリストには載っていない”と発言したことで話題になりました。あなたは“彼の死の9日前に、刑事弁護人として雇われた”とも述べていますね。」
ショーン「そうです。彼はそれ以前から数カ月にわたって私に助言を求めてきていました。私は断言できます。明確に、はっきりと、そして確実に――彼はトランプ大統領を傷つけるような情報は一切持っていませんでした。私は本人に直接、具体的に尋ねました。」
インタビュアー「彼(エプスタイン)は殺されようとしていました。数百年分の禁固刑を科せられようとしていたのです。もしトランプ氏が本当に“エプスタイン・リスト”に載っていたなら、あなたが知っていたはずですし、それこそ民主党にとっての“切り札(シルバーバレット)”だったでしょう?」
ショーン「まさにその通りです。私が知っていただけではなく、私が投稿で伝えようとしたのは――私が彼に尋ねたのは、彼にとって誰かを巻き込むことが利益になる状況だったということです。とくにトランプ大統領のような著名人を。ですが、彼は“トランプ大統領に関して悪い情報は一切ない”と私にはっきり言いました。彼は、自分と違法に関わったと“虚偽に”非難されることに非常に嫌悪感を持っていました。」

「イーロン・マスク氏が“ファイル”について語っていますが、その中に何があるのか誰も分かりません。しかしエプスタインは、有名人の連絡先を載せた住所録などの“本”を多数所有していました。その中には彼と何も悪いことをしていない人々も多数含まれていました。」
「彼が私に会ったのは、彼が逮捕される前、数カ月前のことです。そのとき、彼は私にすべての訴訟を任せたいと話しました。彼は優秀な弁護士たちを抱えていましたが、こうも言ってくれました。『世界で唯一、命を預けられる相手が君だ』と。私はそれを誇りに思っています。」
「その初対面の場で、彼は当時訪問していた元首相を紹介してくれました。また、1ドル紙幣の中にビル・ゲイツの写真が挟まれたものも見せてくれました。私が“これは何か”と尋ねると、“ビル・ゲイツと賭けをしたんだ。彼に何を賭けられる? 1ドルしかないだろ”と答えました。」
「つまり、彼は著名な友人を多く持っており、その多くは何の違法行為もしていないのです。名前が出たからといって、違法性があるということにはなりません。」

「私が知っている限り、トランプ大統領はエプスタインとは一切の違法な関係を持っていません。エプスタインは多くのことを私に打ち明けてくれました。」
「ツイッター投稿に対して、“弁護士秘匿特権を破っている”という批判がありましたが、私は一切そのようなことはしていません。今までも、これからも破ることはありません。これはエプスタイン本人が明確にしてほしいと私に託したものでした。」
「それに、トランプ大統領はエプスタインに対して嫌悪感を持っていました。あの疑惑が出たとき、マール・ア・ラーゴからエプスタインを最初に出禁にしたのもトランプ氏です。」
「私自身、彼を個人的に知る人々からの話を聞いています。トランプ大統領に対して性的虐待者のような疑惑を向けるのは、最も下劣で卑劣なやり方です。」

インタビュアー「なぜイーロン・マスク氏はこんなことを言ったと思いますか?」
ショーン「あなたの言う通りです。プレゼンテーションは見事でした。誰かが攻撃されると、感情的になり、できるだけ強く、できるだけ低俗に攻撃しようとするのです。」
「彼(マスク)が“トランプは弾劾されるべき”と述べた昨日の発言は、実に非常識でした。ですが、彼は怒っている。彼らの間には対立があり、昨日マスク氏は莫大な損失を被りました。それは明らかに不公平です。大統領という立場の人物に対してこのような攻撃をするのは、国際的にも見て恥ずべきことです。だからこそ、私はこの件について、少なくとも“私は知っている”ということに関して、声を上げる必要があると感じたのです。」
インタビュアー「あなたはトランプ大統領を擁護しているということで批判を受けていませんか?」
ショーン「私は“エプスタインの弁護士として雇われかけた人物”としても批判を受けています。この件だけではありません。私の民権訴訟においても、あらゆる方面から非難を受けてきました。」
「弁護士という職業にある者は、そうした批判に怯えてはいけません。人々が事実を知らずに憎しみに満ちた中傷や脅しを繰り返すのは、非常に残念なことです。」

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