いまだ座礁している大型船
エッフェル塔よりも長い巨大な船は、タグボートや掘削機で解放しようとしたにもかかわらず、スエズ運河に停泊しています。
世界で最も重要な交易路の1つである運河には、数十隻の船舶が停泊しています
A giant ship longer than the Eiffel Tower is still stuck in the Suez Canal despite efforts to release it with tugs and excavators.
Dozens of vessels remain gridlocked in the canal, one of the world’s most important trade routes https://t.co/Jt9tq6H1lT pic.twitter.com/EG0wyKKYoR
— Bloomberg Quicktake (@Quicktake) March 24, 2021
スエズ運河の座礁船、所有者と保険会社に数百万ドルの賠償請求も
国際海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で座礁した大型コンテナ船を巡り、業界筋は3月24日、所有者である日本の会社と保険会社には数百万ドル規模の損害賠償が請求される可能性があると指摘した。
– 国際海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で座礁した大型コンテナ船を巡り、業界筋は24日、同船を早期に移動できたとしても、その所有者である日本の会社と保険会社には数百万ドル規模の損害賠償が請求される可能性があると指摘した。
スエズ運河庁によると、座礁したのは全長400メートルの「エバーギブン」で、強風と砂嵐によって操舵不能に陥ったことが原因とみられる。世界の物流が数日間にわたり混乱する可能性がある。
保険会社やブローカーによると、船を所有する正栄汽船(愛媛県)と同社の保険会社はスエズ運河庁から座礁による収入面の損失を補償するよう請求される可能性があり、航路を妨害された他の船舶からも賠償を求められるかもしれない。
正栄汽船からコメントは得られていない。
滞留が続けば大きな供給網の問題が起きる
保険業界筋によると、同規模のコンテナ船は船体と機械設備について1億─1億4000万ドルを補償する保険に入っている可能性が高いという。2人の関係筋は座礁船は日本で保険がかけられていると述べた。
離礁作業の費用も船体と機械設備の保険でカバーされる。
同コンテナ船や航路を妨害された他の船舶に積載された荷物の所有者も、傷みやすい生鮮食品や配達期限が守れなかったものについて、損害賠償を請求する公算が大きい。
保険仲介サービス、マーシュの海運担当幹部、マーカス・ベイカー氏は「船の滞留が続けば、極めて大きなサプライチェーン(供給網)の問題が起きる」と指摘した。(ロイター)
スエズ運河の座礁船、所有者と保険会社に数百万ドルの賠償請求も国際海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で座礁した大型コンテナ船を巡り、業界筋は24日、同船を早期に移動できたとしても、その所有者である日本の会社と保険会社には数百万ドル規模の損害賠償が請求される可能性があると指摘した。
所有者が日本、台湾がリースして運航、船籍はパナマだが、報道は日本の船と報道された
座礁船、スエズ運河の往来遮断、愛媛の正栄汽船所有、物流の要衝
2021/3/25
国際海上交通の要衝、エジプト北東部のスエズ運河で23日午前、愛媛県今治市の正栄汽船所有のコンテナ船「エバーギブン」(全長400メートル、幅59メートル)が運河をふさぐ形で座礁し、運河の往来が遮断された。運河庁が24日、発表した。
24日午後の時点でエバーギブンは現場で動かずに止まっており、後方で複数の船が通航の再開を待っている。スエズ運河は地中海と紅海を結び、欧州とアジアの物流を支えている。
ロイター通信は24日、エバーギブンが一部浮き、往来の遮断が解消される可能性があると伝えたが、その後、離礁作業は依然続いていると報じた。
https://this.kiji.is/747365609716350976