「コロナを普通の風邪に」大阪府がその第1歩を国に要望
8/19(木)
大阪府の定例会見が8月18日に実施され、「抗体カクテル療法」について言及。吉村洋文知事は、「外来でも投与できるよう国に要望する。軽症の方が外来で治療を受けて自宅に戻る仕組みができれば、目指すべき姿の第1歩になる」と話した。
この治療法は7月19日に特例承認され、「ロナプリーブ点滴静注」とも呼ばれている療法。陽性患者に対し、「カシリビマブ」と「イムデビマブ」の2つの点滴薬を同時に投与することで、新型コロナウイルス感染症の働きを抑えるもの。
現時点では自宅療養や高齢者施設での処方はできないが、吉村知事は「この療法は本来、宿泊療養や自宅療養の患者に使い、入院を防ぐ薬剤。外来であれば医者も看護師もいて、厚労省の理解も得られる。国には外来に絞って(処方できるよう)要望をしようと思っている」と話す。
外来での処方が可能になれば、
将来的にはコロナに感染した場合でも、近所の医療機関で薬剤の投与などの治療を受け、治るということも可能
になり、1年半前には脅威だったコロナが「普通の風邪」になる転機になることにも期待ができる。
これに関して吉村知事は、「普通の診療所やクリニックで、コロナの検査だけでなく治療ができるようになれば、状況はかなり違ってくる。しかし、この療法は点滴なため、数や適用範囲、薬価の問題もある。(普通の風邪になるのが)目指すべき姿だし、(外来で処方できるようになれば)第1歩になると思う。実際、経口治療薬ができればそういった社会になると思う」と期待を込めた。(Lmaga.jp)
ネットの声
まったくその通りだと思う。なぜ政府はしないのか。
早期発見、早期治療 そこを目指すべき。
こういうまともな事が言えるリーダーがもっと増えて欲しい
その通りと思います。むしろ,なぜ外来で使えないのか不思議でした。
吉村氏はコロナで色々違った発言をしていたが、これは支持できる。
飲食店に莫大な税金投入するより、ワクチンや薬品に、医療従事者に、税金投入する方が国民は納得する。
医療崩壊と言っても今は軽症者で病院が圧迫されている。
参考記事
(画像:大阪府HP)