高市氏、自民総裁選に重ねて出馬意向 「安倍内閣引き継ぐ」
8月26日、高市早苗前総務相は自民党総裁選に出馬する意向をあらためて示し、多くの同志に政策を訴えて賛同を受けたいと述べた。
高市早苗前総務相は26日、記者団に対して自民党総裁選に出馬する意向をあらためて示し、多くの同志に政策を訴えて賛同を受けたいと述べた。インフレ目標達成など「安倍内閣がやり残したことを引き継ぎたい」と抱負を語った。
岸田文雄元政調会長は同日、正式に出馬を表明した。下村博文政調会長も既に出馬の意向を明らかにしている。(ロイター)
高市早苗氏「総裁選に何が何でも立候補」 月刊正論で
8/25(水)
自民党の高市早苗前総務相が9月1日発売の月刊誌「正論」10月号のインタビューに応じ、次期総裁選に「何が何でも立候補したい」と出馬意欲を重ねて表明した。「日本を安全で力強い国にしたい。5年、10年先に必ず起こる事態に向けた取り組みが何一つ手付かずであることに危機感を持っている」と語った。
新型コロナウイルス対策については、国から地方自治体への通知の見直し、軽症・中等症初期の人に幅広く治療薬を処方できる環境を整えるべきだと主張した。医薬品研究開発への大規模投資や休業要請に応じた飲食業などへの十分な資金手当ても訴えた。
皇位継承の在り方に関しては「万世一系という2千年以上の伝統は、天皇陛下の『権威と正統性』の源だ」として、旧宮家の男系男子の皇籍復帰や養子縁組による男系維持を強調した。
改憲議論のペースを上げていく
「議員立法作業に取り組むたびに日本国憲法による制約に苦しんできた」と自身の経験を紹介し、憲法改正の必要性を訴えた。その上で、国民に改憲のメリットを伝え、国会の憲法審査会の開催回数を増やして議論のペースを上げていく考えを示した。
経済安全保障の強化に取り組むことも表明。「日本の先進技術・機微技術、重要物資の中国人民解放軍への流出や技術者・研究者の引き抜きは深刻な状況だ」と述べ、新法を制定して対応する考えを示した。
サイバー攻撃を含む敵基地攻撃能力の必要性も訴えた。地球温暖化対策と日本の経済基盤整備を両立させるため「原子力の平和利用は必要だ」と述べた。
総裁選出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人については「政策に賛同してくださる同志は、一定数おられると確信している」と自信をみせた。(産経新聞)
高市早苗前総務相HP:ご挨拶/抜粋(記載日未定)
日本の国は、今を生きている私達だけのものではありません。
長い歴史の中で、田畑を耕し、産業を興し、地域社会と伝統文化を育み、時には尊い命を懸けて美しい国土と家族を守って下さった祖先達の国でもあります。
そして、これから生まれてくる子供達の国でもあります。
一時代をお預かりしている私達には、偉大な祖先から受け継いだ精神文化と財産を守り抜き、美しく強く成長する国を創り、次世代の為に「確かな未来」への道を拓く責任があります。
これからも、「信念」を持って政策を構築し、力強く「実行」してまいります。
私は、国の究極の使命は「国民の皆様の生命と財産」「国土と資源」「国家の主権と名誉」を守り抜くことだと考えます。
政治は、日本と郷土の行方を決める大切な役割を担っています。その政治を動かし支えるのは、主権者たる国民の皆様のご意志です。
私達1人1人が高い志と深い知識を持ち、為すべきことを為すならば、正しい経綸への潮流が生み出され、必ずや日本は良い国になります。共に行動してまいりましょう!