リズ・ハリントン氏「45thトランプ大統領声明」
“トランプはバイデンの歳出法案を「グリーン・ニューディール」と非難し、民主党が2022年に数十の下院議席を失うと警告した”
ICYMI: "Trump slams Biden spending bills as 'Green New Deal,' warns Democrats will lose dozens of House seats in 2022"https://t.co/ZDSuGFfGTV pic.twitter.com/BUU6uUrMGe
— Liz Harrington (@realLizUSA) November 10, 2021
トランプ氏、バイデンの支出法案を「グリーン・ニューディール」と非難、2022年に民主党が数十議席失う
11月10日
EXCLUSIVE: トランプ元大統領は、バイデン大統領の支出アジェンダを「グリーン・ニューディール法案」と非難し、もし可決されれば、米国民は増税に直面し、民主党は2022年の中間選挙で下院の議席を数十議席失うことになると警告した。
フォックスニュースの金曜日の独占インタビューで、前大統領は、バイデン大統領の「Build Back Better(ビルド・バック・ベター)」法案や、議会で審議中の超党派のインフラパッケージについて語った。
トランプ氏はFox Newsのインタビューで、「彼らがやらないとは考えにくいが、もしやったら、選挙で(バイデン氏に)多大な犠牲を強いることになると思う」と語った。「なぜなら、国民はそれを望んでいないからだ。アメリカにとってはぼったくりだ。大幅な増税である」
トランプ氏は、インフラ法案を「インフラ法案ではない」と非難し、法案の大半がインフラに焦点が当てられておらず、他の支出項目に焦点が当てられているという共和党の不満を代弁した。
“グリーンニューディール税だ “とトランプ氏は言った。
トランプ氏は、バイデン氏の支出案を、フランクリン・D・ルーズベルト元大統領の看板ニューディールに取り入れられたアイデアと、再生可能エネルギーや資源効率などの現代的なアイデアを組み合わせて、気候変動などに取り組む「グリーン・ニューディール」になぞらえた。この法案は、2019年にアレクサンドリア・オカシオ・コルテス議員をはじめとするリベラル派の議員たちが推し進めたものだ。
しかし、トランプ氏はFox Newsに対し、この法案の可決は2022年の共和党に利益をもたらすと語った。
「もし彼らがこの法案に投票すれば、我々はさらに30議席を獲得できると思う “とトランプ氏は語った。「なぜなら、人々は増税を望んでいないし、グリーン・ニューディールも望んでいない、それがこの法案だからだ」
さらに、”この2つを組み合わせたものだ “とも述べた。
共和党は、バイデンのインフラ整備と社会的支出のパッケージは失敗すると確信している。
一方、ホワイトハウスの関係者がFox Newsに語ったところによると、バイデン氏は金曜日の夜、下院の指導者、進歩派、穏健派と「解決策を見出すために」話し合っている。
バイデン氏が提案した社会的支出は、かつては3.5兆ドルと評価されていたが、進歩派と穏健派がユニバーサル・コミュニティ・カレッジなどのプログラムを削減することに合意したため、現在は1.75兆ドルにまで減少している。(fox)
超党派インフラ法案が下院で可決、ビルド・バック・ベター計画は下院採決見送り
米国議会下院は11月5日、超党派のインフラ投資計画法案を、賛成多数で可決した。下院で同時採決を目指していた「ビルド・バック・ベター」計画については、議会予算局(CBO)による債務残高などへの影響に関する試算結果を待ちたいという一部議員からの声を踏まえ、採決は見送られた。
次の焦点は、上下院で審議中の「ビルド・バック・ベター」法案だ。
しかし、与野党で勢力が拮抗する上院のジョー・マンチン議員(民主党、ウェストバージニア州)は、1兆5,000億ドル以上の計画は認めない、とかねて主張している。
バイデン政権が発表した「ビルド・バック・ベター」計画は1兆8,500億ドル(移民対策を含む)となっているのに加え、発表時の計画には含まれていない有給休暇支援や処方薬改革、州・地方税支払いの連邦税からの控除見直しなどが、いまだ上下院で調整されている模様で、最終的な支出規模は見通せず、民主党内の調整は不透明だ。
今回のインフラ法案の採決では民主党から6人が反対に回った。今回は超党派法案だったため共和党から13人の賛成があったものの、「ビルド・バック・ベター」法案では共和党からの賛成は期待できない。下院で4人以上の造反が生じれば、法案成立ができない情勢にあり、引き続きバイデン政権は難しい党内調整が続くとみられる。(jetro)