不人気のCNN、視聴率が10月にまたしても大暴落／大規模な人事異動でオンエア中のかなりの数の「人材・スタッフ」が解雇されると報道される／

CNN、大規模な人事異動でオンエア中のタレントやスタッフを「かなりの数」解雇すると報道される

2021年11月13日

CNNの視聴率が10月にまたしても大暴落し、平均視聴者数100万人以上の番組が一つもなかったことから、同ネットワークでは大規模なシェイクアップが行われようとしている。

Deadlineによると、ワーナーメディアとの合併後にCNNの経営を引き継ぐことが有力視されているディスカバリー社のチーフ、デビッド・ザスラブ氏は、経営不振に陥っているニュースネットワークについて、公の場でのコメントを控えている。

Deadlineから、CNNのトップであるジェフ・ザッカーはどうなると思うかと聞かれたザスラブは、”ジェフはいい友達だし、彼のことはとても好きだ “と答えた。

しかし、ジョン・ニコシア氏（元MediaiteとIJRのマネージング・エディター（元DC Examinerのニュース速報エディター））によると、CNNは100％ニュースチャンネルに戻り、大規模なシェイクアップの一環として、CNNの「かなりの数」の「人材・スタッフ」が解雇されるという。

He has to do something dramatic. If merged today 'Shark Week' would eclipse every show on @cnn by a mile.

— Jon Nicosia (@NewsPolitics) November 11, 2021

また、ニコシア氏によると、成績の悪い番組をドキュメンタリー番組に置き換えるという選択肢も浮上しているとのことです。

The Hollywood Reporterによると、ザスラフは「カリフォルニアに引っ越す」と言い、ワーナースタジオの敷地内にオフィスを構えるとしています。「そこではコンテンツが作られ、これはコンテンツ会社なのだから」というのがその理由ですが、ザスラフは定期的に東海岸に戻り、CNNを含む他の主要事業を監視すると述べています。