【速報】木下富美子都議 辞職の意向/無免許運転で在宅起訴
2021年11月22日
無免許運転で人身事故を起こした東京都の木下都議が、辞職の意向を固めたことがわかった。
木下都議は、運転免許停止中に人身事故を起こし書類送検され、7回にわたって無免許運転をした罪で在宅起訴されている。
11月9日には、公の場におよそ4カ月ぶりに姿を現し、議員続投を表明していて、22日午後2時半ごろ、都庁記者クラブに本人から「記者会見を行いたい」と連絡があり、関係者によると、辞職の意向を固めたという。
関係者によると、木下都議が小池知事のもとを訪れた。(FNN)
記者会見:木下都議コメント
本日、東京都議会議長に辞表を提出することを決意した。小池氏と直接話し、都議会議員の職を辞する決断をした。
免停中に運転することはあってはならないことだが、7月に運転し事故を起こした。ゆされない、規範意識が薄い、議員の意識がないとの指摘を受けている。
当然だと思う、遵法精神が弛緩していることは申し訳なく猛省している。運転免許の再取得はせず、運転はしない。
事故当時の車はすでに処分をした。怪我をした人には申し訳なく改めてお見舞いを申し上げる。示談に応じていただいた。刑事については弁護士にお願いしてある。
この度の私の過ち、本当に本当に申し訳なく思っています。司直の判断に従い罪を償う。
有権者の皆様に改めてお詫び申し上げる。
木下都議記者会見:議員報酬について
出席できなかった間の報酬は受け取るべきではなく、それを実行している。拒否ができないため、寄付をし、政務活動費については請求をしていない。
議員報酬がほしいために議員継続を望んだのではない。
区議として、小池百合子氏の東京大改革に共感し都議を目指し、多くの課題解決に力を尽くしてきた。DV、小学生の水難事故防止対策、防災倉庫設置場所の課題解決。保護猫の課題、ひとり親支援の上乗せの拡充、感染拡大防止協力金の遅延対策、イベント自粛のアーティストの支援をした。
役に立てたことが嬉しく思ったもので、やりがいを感じてきた。
木下都議記者会見:辞職の決断について
刑事訴追で説明責任が果たせなかったために、父母の安全が脅かされる事態となった。
有権者に選んだことを大切に思い、4年間都民にご奉仕しようと思ったが、仕事をさせてもらえないということが、明らかになった。
議員として十分に仕事をさせてもらえない理不尽な現実に悩んだ。小池都知事と話しをし、一旦退いたらどうか、不祥事を反省し、再出発する時には相談に乗る。
小池都知事は政治の師であり、政治の舞台をつくってくれた人。ありがたいと思っている。
支援者の方々とも話しをし、小池氏とも話しをし、辞職する決断に至った。