閣僚経験者が絶句「岸田には何もない。安倍でも国家観が、菅でも実行力があったのに」
12/22(水)
岸田文雄政権の「蛇行運転」が止まらない。政権発足後2ヵ月が経過したが、その核であるはずの首相の決断が空回りし、官僚たちを右往左往させているためだ。
先走る言動から軌道修正を余儀なくされるケースも頻出し、自民党内には「一体、誰がハンドリングしているのか」と先行きを危ぶむ声が漏れはじめた。
12月8日、日本有数の頭脳が揃う霞が関の官僚たちを動揺させる衝撃的な「日程変更」が伝わった。与野党問わず政治家の言動に翻弄されること自体は、官僚にとっては慣れたものだが、あろうことか分刻みで事前に組み立てられる「首相の日程」が、事前調整のものとは異なっていたのだ。
北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射、自然災害の発生時など緊急性のあるケースを除けば「前代未聞」ともいわれる出来事だった。
「延期の理由は、岸田首相がワクチンの3回目接種を前倒しすると表明したものの、供給が追い付かない懸念があったからだったと聞いています」(前出・政府関係者)
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9日の参院本会議で岸田氏は、米ファイザー社との供給契約に関し「スケジュールの前倒しについて交渉を進めている」と軌道修正を図った。17日にはファイザー社トップと電話会談も行ったものの、供給スケジュールが見通せない自治体には困惑も広がっている。
オミクロン株への対応をめぐっては、11月29日に国土交通省が水際対策として国際線の新規予約停止を航空会社に要請。しかし、海外にいる邦人が帰国できないとして「憲法違反」などと批判が沸き起こると、首相は12月2日になって「一部に混乱を招いた」と撤回したことを明らかにした。
首相サイドは国交省の独断で停止要請したとするが、その背景には首相が「危機のレベルがわからない時は大きく構えなければならない」と周囲に漏らし、関係省庁にスピード重視の対応を求めていたことも理由にあるとされる。
人の話は聞いても、決められない
最近の岸田首相は、10月の総選挙で落選した石原伸晃前衆院議員を内閣官房参与に起用したものの、石原氏が代表の政党支部が国の緊急雇用安定助成金60万円を受給していたことに批判が高まると、12月10日にわずか1週間で参与を辞任。
18歳以下の子供を対象にした現金5万円とクーポン5万円分配布という政府の支援策をめぐっても、自治体が希望すれば全額現金給付も容認する考えに転じるなど、ドタバタばかりが目立っている。
「右往左往するのは、今になって始まったことではない。岸田氏は昔から人の話を聞くことは得意だが、何かを決めることは不得意だ」
「安倍氏には国家観があった。菅義偉氏には実行力。岸田氏には今のところ何もない。これからも軌道修正しながら政権運営していくことになると思うが、それを来年夏の参院選を前に自民党議員や国民がどう感じるか。周りでサポートする人間がしっかりしないと、どうにもならないかもしれない・・・・・・」(同)
岸田氏は12月13日の衆院予算委員会で、石原氏起用の任命責任に関し「混乱ということについては否めない。この点については申し訳ない」と陳謝したが、羅針盤なき航路に不安を抱く官僚も増えているようである。(現代ビジネス抜粋)
ネットの声
岸田氏を見てればわかる。本当にひどい。
外交ボイコットなど、米英にならうなど普通に考えたら速攻でわかるのに決断できない。
この人は無理。有事になったらひたすら右往左往するしかないだろう。菅直人政権と同じくらいひどいかも。
単に親中媚中で外交ボイコットを決断できなかった訳ではない。自分で決められないからだ。
しかも嘘つき。中国に厳しく、増税はしないなど、総裁選で言ったことは全く実行していない。
信用できない。芯がない、自分の考えがない。とてもトップの器ではない。
自民党もこういう人しかいないのだから、はっきり言ってひどい党になったもんだ。