ジョコビッチ選手、全仏も出場困難? 仏ワクチン新法成立で
ジョコビッチ選手、全仏も出場困難? 仏ワクチン新法成立でhttps://t.co/EN9mtSbjxO
新法は、スポーツ・イベント会場や飲食店、長距離列車で、ワクチン接種証明の提示を求める内容。16日に仏国会で法案が成立した
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 18, 2022
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新型コロナウイルスワクチンを接種していないため、オーストラリアから退去を迫られたテニスのジョコビッチ選手が、今年5月に始まる全仏オープンにも出場できない可能性が出てきた。フランスのマラシネアヌ・スポーツ担当相が17日にツイッターで、ワクチン証明を義務付ける新法が適用されると発信した。
新法は、スポーツ・イベント会場や飲食店、長距離列車で、ワクチン接種証明の提示を求める内容。16日に仏国会で法案が成立した。規制の期限は7月末とされ、憲法院の審査を経て今週中にも施行される。
マラシネアヌ氏はツイッターで、新法は「観客、プロ選手の双方に適用される。フランス人、外国人を問わない」と明記した。その後、ラジオ出演で「5月までに感染状況が改善する可能性もある。その場合には、規制が緩和できればよい」とも述べた。
全仏オープンは、全豪オープンと並ぶテニスの四大大会のひとつで、今年は5~6月に行われる。ジョコビッチ選手は昨年、全仏オープンの男子シングルスで優勝した。
マラシネアヌ・スポーツ担当相
「ワクチン接種パスが採用されました。法律が公布され次第、すべての観客、施術者、フランス人、外国人に対して、すでに健康パスの対象となっているERP(スタジアム、劇場、展示会)への入場が義務づけられることになります。
スポーツ運動は、最後の数人の非接種者を説得する作業に感謝します。競技の保存と、国際レベルでのこれらの措置の大使になるために協力します」
Merci au mouvement sportif pour le travail de conviction auprès des derniers rares non vaccinés. Nous travaillerons ensemble à préserver les compétitions et à se faire les ambassadeurs de ces mesures au niveau international 2/2
— Roxana Maracineanu (@RoxaMaracineanu) January 16, 2022
ジョコビッチが四面楚歌! 全豪、全仏に続き全米OPも絶望的=英紙報道
ジョコビッチは全豪オープンの欠場が決定して国外退去となり、フランス政府の方針で5月開幕の全仏オープンも出場できない見込みとなっている。
さらに英紙「デーリーメール」は「世界王者が米国での出場禁止にも直面している。春の大会では2回接種が義務付けられており、全米オープンもそれに続くことになる」と報道。
「サン」も「米国は例外的な状況を除いて、訪問者に2回接種を要求する。全米オープンに彼が参加する可能性はほとんどない」と全米も〝アウト〟を相次いで報じた。 全英オープンは現時点では10日間の隔離で出場できる見込みだが、今後の感染状況次第で他国と足並みを揃える可能性もあり、ジョコビッチはまさに四面楚歌の状態に。海外のファンからはネット上で「選択肢は2つ。ワクチンを接種するか、引退するかだ」と指摘する声が続々と上がっている。(東京スポーツ)