新聞もテレビも変わらねば 論説委員長・乾正人
2022/4/12 ロッテの佐々木朗希投手が、二十歳で前人未到の13連続三振を奪い、しかも28年ぶりの完全試合をやってのけた。
ただ、残念なことに地上波もBSも千葉の地元局もどのテレビ局も歴史的な一戦を生中継していなかった。
ネットのニュース速報で連続三振記録を知り、あわててロッテ戦の中継をやっている局をリモコンで探したものの、有料のビデオ・オン・デマンド・サービスでしか見られないのを知ってがっかりしたのは私ばかりではないだろう。
先週土曜夜のボクシング世界ミドル級王座統一戦、村田諒太対ゴロフキン戦も地上波の中継はなかった。日本代表がサッカーW杯出場を決めた一戦もそう。
前座は無料のテレビで、真打ちは有料の配信サービスで、というのは時代の流れかもしれぬが、このままでは、テレビ離れがますます進んでしまう。
新聞も偉そうに言えない。
11日は休刊日で、佐々木投手の快投ぶりを紙の新聞では翌日にお伝えできなかった。
しかも最近、読者の信頼を失いかねない「事件」もあった。朝日新聞の編集委員が、週刊ダイヤモンドが行った安倍晋三元首相のインタビュー記事をめぐって「ゴーサインは私が決める」とゲラを見せるよう要求し、停職処分をくらったのだ。
編集委員は、処分に強く反発しているが、彼は昨年、日本新聞協会賞を受賞したばかり。私なぞは三十数年も記者稼業をしているが、ただの一度も賞候補にすらあがったことがない。
そんな敏腕記者の彼ですら、「政治家と一体化」していたわけだから、朝日の記者はみんな「反アベ」だ、と思い込んでいた朝日読者の衝撃はいかばかりだろう。
確かに、取材先の懐に飛び込まねば、特ダネどころか普段の取材にも後れをとる。海千山千の政治家相手となると、なおさらだ。(産経新聞)抜粋
ネットの声
はっきり言って新聞も地上波もいらない。朝日はテレビも新聞も真っ先に無くなってほしいメディア。
格好のいいことばかり言うが、メディアはみんなそうだし、そこにいる人たちもそう。
産経も偉そうなことは言えない。あの人を起用するようでは先が知れている。
日本のメディアは腐りきっていて見る気も読む気もしない。フェイクやプロパガンダを流す媒体に金を払っている人の気が知れない。
NHKも潰すべきです。反日のプロパガンダメディアが国民から税金まがいの金を取っている。国民はみんなテレビを捨てるべき。
もう地上波なんで時代遅れ。内容がバカらしくて見ていられない。今見てるのは年寄りくらいだろう。もう終わっている斜陽産業。お疲れさん。