ヒラリー陣営の弁護士に対する刑事裁判が大きく前進／FBIに嘘をついたサスマンが刑事訴追へ

裁判官の判決トランプ・ロシア捜査の際にFBIに嘘をついたとして起訴されたヒラリー陣営の弁護士の刑事訴追は前進

Judge ruling: Criminal prosecution of a Hillary campaign lawyer charged with lying to the FBI during the Trump-Russia investigation can move forward. https://t.co/YpZKBHTWqa pic.twitter.com/3pViCPovro

— Newsmax (@newsmax) April 15, 2022

これまでの要点

・2016年大統領選のロシア疑惑＝ヒラリー疑惑

2016年ヒラリー陣営の弁護士サスマン容疑者(逮捕)は、トランプ陣営がロシアの銀行を通じてロシア当局との間で秘密の通信を行っているという話をFBIに持ち込んだが、それが事実無根であるだけでなくクリントン選対を顧客にしていたことを隠していたことで罪に問われ、2021/9/16に起訴された。

サスマン容疑者は、FBIだけでなくマスコミにも偽の情報を持ち込んでいた。起訴状はサスマン容疑者が大手新聞の記者に会い、その結果、10月31日にロシア銀行疑惑の記事になり、その手数料を「秘密プロジェクトに関わる秘密会合」としてクリントン選対に請求していたことを明らかにしている。

・ヒラリーは偽情報を大統領選に利用

2016年の大統領選投票日の9日前、翌日ヒラリー・クリントン候補は「トランプはロシアとの関係に関わる疑惑に応える時が来た」とツイートして選挙に利用していた。

クリントン陣営の弁護士に対する刑事裁判が大きく前進、判事が重要な裁定を下す

2022年4月13日

トランプ大統領とロシアの捜査中にFBIにうそをついたとして起訴されたヒラリー・クリントン陣営の弁護士の刑事訴追は前進できる、と判事が水曜日に判断し、却下を求める弁護側の訴えを却下した。

この判決により、ジョン・ダーラム特別顧問によって昨年起訴されたマイケル・サスマン氏は、ワシントンの連邦裁判所で5月16日に公判が開かれることに変わりはない。

サスマンは、2016年9月の会議で、トランプ組織のサーバーとロシアに拠点を置くAlfa Bankの間の通信の秘密の裏ルートの可能性について、サイバーセキュリティ研究者からの懸念を伝えた際、FBIに嘘をついた罪で起訴された。FBIはこの件を調査したが、最終的にそのような不審なつながりは見つからなかった。

検察は、サスマン氏が、実際にはクリントン陣営と、同氏と仕事をしたことのある技術系幹部のために情報を提示していたのに、特定の顧客のために会議に出席していないと発言し、FBIの当時の顧問弁護士を欺いたと主張している。

虚偽の陳述で起訴するには、司法省はその陳述が架空のものであるだけでなく、「重要」、つまり政府機関の意思決定や機能に影響を与えることが可能であることを証明しなければならない。

クリストファー・”ケイシー”・クーパー連邦地裁判事は、6ページにわたる水曜日の判決で、この争いは最終的には陪審員の判断に委ねられると述べた。

コネチカット州の元米国弁護士であるダーラムは、2016年のロシアの選挙干渉とドナルド・トランプの大統領選との関係の可能性に関する調査中に政府の不正行為を探すため、ウィリアム・バー司法長官（当時）により2019年に任命された。

サスマンは、これまでに起訴された3人のうちの1人である。他の2人は、電子メールの改ざんを認めて執行猶予を受けた元FBI弁護士のケビン・クラインスミス、そしてロシア人アナリストでクリストファー・スティールの情報源であり、2017年の面会時にFBIに嘘をついたとして11月に起訴されたイゴール・ダンチェンコだ。

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