“もし私が謎の死を遂げたら…”。イーロン・マスクのツイートが話題に
イーロン・マスク氏は先日、マイクロブログサイトのツイッターを440億ドルで買収することを発表した。
ツイートで嵐を巻き起こすことで知られるテスラのイーロン・マスクCEOは今日、「不可解な状況」での死について語る投稿で、またもや話題に火をつけた。
マスク氏は、マイクロブログサイトのツイッターを440億ドルで買収する決定を発表してから約1週間後に、「もし私が謎の状況で死んだら、知り合いになれて良かった」とツイートした。
この少し前、マスク氏は「ウクライナのファシスト勢力に軍事通信機器を供給する」ことに関与しているという通信と思われる投稿をシェアした。
「そしてこの件に関して、イーロンは大人のように責任を負うことになる-たとえあなたがどれだけ馬鹿を演じようとも」と投稿は付け加えている。
また、この通信は、米国防総省の本部であるペンタゴンによってウクライナで機器が届けられたと主張している。
マスク氏「Rogozinはこれをロシアのメディアに送った」「ナチス “という言葉は、彼が考えているような意味ではない」
「ウクライナ軍第36海兵旅団司令官ドミトリー・コルミャンコフ大佐の証言から、イーロン・マスク氏の衛星会社スターリンクのインターネット端末が、マリウポリのナチス・アゾフ大隊の武装勢力とウクライナ海兵隊に軍のヘリで届けられたことが判明した。
情報によると、スターリンク社の機器の配送は、ペンタゴンによって行われたとのこと。イーロン・マスクは、このように、ウクライナのファシスト勢力に軍事通信機器を供給することに関与しているのである。そしてこのことについては、イーロン、あなたは大人のように責任を負うことになる–あなたがどんなに馬鹿を演じようともだ」
The word “Nazi” doesn’t mean what he seems to think it does pic.twitter.com/pk9SQhBOsG
— Elon Musk (@elonmusk) May 9, 2022
この2つの投稿は、テスラのCEOが戦争のさなかにウクライナを支援したことでロシアから脅迫を受けているのではないかとの憶測を呼んだ。
2月には、マスク氏の会社スペースXの衛星ブロードバンドサービス「スターリンク」が、戦火に見舞われたウクライナの大臣から連絡を受け、ウクライナで稼働した。
不可解な状況下での死に関するツイートには、ジョークから注意、連帯感まで、さまざまな反応があった。
マスク氏は酩酊していたのかと問うユーザーや、巨額の税金が悩みの種だと結論づけるユーザー、「改革」を実現するために生きる必要があるとの意見もあった。
マスク氏はここ数カ月、言論の自由の場が縮小しているとしてツイッターを批判し、土壇場で取締役会への参加を断念、そして巨額での買収を発表し、常に話題をさらってきた。
この発表を受けて、彼は、商業および政府機関の利用者に料金を導入することを含む、マイクロブログサイトの過激なアイデアを予告している。(ndtv)
もし俺が謎の死を遂げたら、お前と知り合えてよかったよ。
If I die under mysterious circumstances, it’s been nice knowin ya
— Elon Musk (@elonmusk) May 9, 2022