台湾 蔡総統が民進党の主席辞任を表明 統一地方選 与党敗北で
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— NHKニュース (@nhk_news) November 26, 2022
台湾の蔡英文総統、民進党主席辞任を表明 統一地方選での惨敗受け
11/26(土) 毎日新聞
台湾の蔡英文総統は26日、同日に投開票された統一地方選で惨敗したことを受け、与党・民進党の主席(党首)を辞任すると表明した。総統職にはとどまる。今後、同党の主席選が実施される。
蔡氏の主席辞任を受け、2024年総統選の公認候補選びに向けた党内の主導権争いが激化しそうだ。連続2期目の蔡氏は24年総統選には出馬できない。
台湾地方選、与党・民進党が大敗 蔡英文氏は党主席辞任
2022年11月26日 台湾で4年に1度の統一地方選が26日、投開票された。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統率いる与党・民主進歩党(民進党)は、台北市など主要都市で相次ぎ首長ポストを落として大敗した。蔡氏は同日夜、責任を取り党トップの党主席を辞任すると表明した。総統としての職務は続けるが、政権への打撃は避けられない。
蔡氏は26日夜、台北市内で記者会見し、「結果は期待通りでなかった。責任は全て私にある」と述べた。
同選挙は2024年1月の次期総統選の前哨戦と位置づけられる。台北市など全22県市(一部は12月18日に延期)の首長を選出した。
対中強硬路線の民進党は、18年の前回統一地方選でも首長ポストを13から6に減らして大敗したが、今回は18年からさらに桃園市などの主要県市の首長ポストを失い、後退した。
蔡氏は選挙戦終盤で、台湾への統一圧力を強める中国への対抗を強く訴えた。新型コロナウイルス対策など内政問題での批判をかわせず、大敗につながった。
次期総統選に向け親中の国民党が勢いづく形となり、蔡政権の今後の対中政策に影響する可能性がある。