15回目投票前のトランプ大統領の投稿
共和党にとって良いことがすぐに起こり、2024年は「怪物」になる(もちろん良い意味で!)。
米下院議長選、15回投票でついにマカーシー氏が当選 激しい二転三転の末
2023年1月7日
アメリカ連邦議会下院(定数435)の議長選は7日未明(日本時間同日午後)、異例の15回目の投票でついに多数党・共和党のケヴィン・マカーシー議員(カリフォルニア州選出)が必要な過半数票を得て、議長に選ばれ、就任した。深夜の14回目の投票でまた結論が出ず休会しそうになったが、休会を急きょ中止して再び投票に臨むという波乱を経ての当選となった。
マカーシー氏は午前1時(日本時間午後3時)過ぎ、議長として初登壇し、「やあ、簡単だったね」と皮肉な冗談を飛ばし、議場の笑いを誘った。
生活必需品の価格引き下げや政府の無駄遣いの廃止を約束し、中国共産党との経済競争に勝つと言明したほか、政府の新型コロナ対策や「連邦捜査局(FBI)の武器化」などを徹底調査すると約束。学校での「woke(意識高い系)強化」をやめさせ、国の南側の国境警備を強化するなど、共和党保守派が重視する政策を次々と掲げた。「この国のためにより良い未来を実現したいと情熱を共有する人とは、だれでも一緒に協力する」とも述べた。
マカーシー氏は15回目の投票で、全428票のうち過半数の216票を得て、当選した。下院議長になるには、投票する議員の過半数を得る必要がある。欠席や棄権する議員の人数によって、過半数の票数は変わる。
マット・ゲッツ議員(フロリダ州選出)がケビン・マッカーシーと会話を交わした後、共和党は閉会運動に対する票を入れ替え始める。
ゲッツは14日の議長選の投票でマッカーシーに投票せず「Present」(棄権)に投票していた。
After Rep. Matt Gaetz (R-FL) has a conversation with Kevin McCarthy, Republicans begin switching their votes against the motion to adjourn.
Gaetz had voted "Present" instead of voting for McCarthy in the 14th ballot for Speaker. pic.twitter.com/FTryTcnult
— The Recount (@therecount) January 7, 2023
マッカーシーが最後の票を確保しようとする中、マイク・ロジャース議員がゲッツに詰め寄り、他の議員に身体拘束される荒々しい場面も。
Wild scene as Rep. Mike Rogers has to be physically restrained by another member while going after Gaetz as McCarthy tries to secure final votes pic.twitter.com/c0u2lZxgYr
— Cabot Phillips (@cabot_phillips) January 7, 2023
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