「誤解受け不安にさせたのは当然」中国企業ロゴ問題で辞任の大林ミカ氏、会見主なやりとり
2024/3/27
再生可能エネルギーに関する規制見直しを目指す内閣府のタスクフォース(TF)に中国の国営電力会社「国家電網公司」のロゴマークが入った資料が提出された問題で、資料を提出した公益財団法人「自然エネルギー財団」の大林ミカ事業局長と大野輝之常務理事が27日、都内で記者会見した。記者会見の主なやりとりは以下の通り。
大林氏 ロゴが入っていたことにより、それが気がつかなかったことによって多くの皆さまに大きな懸念を抱かせる結果となって大変申し訳なく思っており、おわびを申し上げたい。
大きな誤解を受け、皆さんを不安にさせたのは当然だ。本当に慙愧(ざんき)に耐えないし、あまりにも不注意だったと反省している。
ただし、今回の件は、他の国の影響下にあるとか、国のエネルギー政策をゆがめているとか、そういったことは一切無縁のことだ。他国の政府や企業のデータを引用することは発表には常にあることで、他の方もなさっていることだと思う。
--タスクフォース構成員に就任した経緯は
大林氏 河野大臣から推薦があったという風に聞いている。
--辞任の理由は
大林氏 発端は単純なミスだったが、社会的な影響が非常に大きく出るミスであったということから、国会で総理や大臣や議員の先生方に質問させるような事態にまで発展してしまった。本来の業務である政策の推進や、TFの運営に支障をきたすのではないかと懸念している。私はまた別の立場から自然エネルギーの政策を推進させていただく。今回の騒動に関しては大変申し訳ございませんでした、ということで辞任した。
--財団にも疑惑の目が向けられている
大野氏 われわれは昨日(説明の)プレスリリースを出したが、解明に時間がかかってしまった。その間に大量のツイッター(現X)などがあり、あまり事実に基づかないことも含め、財団が中国の意向で動いているのではないかというものが大量に流れた。いろんな懸念、疑いをもたれてしまったのは残念だ。私どもの政策提言が中国政府の意向を反映したものではなく、純粋に日本の脱炭素化、世界の脱炭素化、世界のエネルギー転換を目指したものだということを示していきたいと思う。それによって疑念を早期に払拭して、本来、われわれが果たすべき役割を果たしていきたい(産経新聞)
ネットの声
なぜ、大林氏の経歴を聞かないのか。記者はボンクラか?!
この御仁のどの辺を評価して推薦したんだ?河野氏は説明すべき。
国民、維新は国会で追及してほしい。あとN党の浜田さんあたりも。
この騒動の核心は、河野大臣が法治国家でありながら私的に登用し、政府・内閣のエネ構想に反する活動、閣内不一致に等しい運動を数年にわたりさせてきたのではないかという疑念だ。これが晴れなければ解決にはならない。
辞めて幕引きはありえない。
まともな質問がない。他社の透かしが入ったパワポのフォーマットをそもそもなぜ持っているのか?これではフェイク情報を作り放題。持っている事も使ってる事も異常事態。まず入手経路の説明を。
日本の記者が能無しだから、辞任で済ませるような事態にしてる。なんで、経歴や国籍を聞かないのか!!
この方は、どのような経歴や専門的な知見をお持ちの方なのでしょうか。どのような過程を踏まえて、任命されたのでしょうか。
もしそうであれば、○○より引用って注釈をつければいいのであって、ロゴ入りの資料を丸々流用する必要はない。苦し紛れの言い訳臭い。