東京都知事選では、田母神俊雄氏を支持する:都知事選告示
6月20日
東京都知事選では田母神俊雄氏を支持し、投票します。理由は保守だからです。桜井誠氏も保守であると思いますし、政策に共感するところが多々ありますが、田母神氏の方がTNWの考えに近いとの判断になりました。
蓮舫氏が都知事になれば共産党が都を牛耳ることになる、そうなるくらいなら小池に入れるべきとの意見があるようですが、小池百合子氏には入れません。
豊洲移転で何百億円も金をドブに捨て、コロナ騒動ではワクチンを推進し、無駄なPCR検査を推進し、8時以降に営業しない居酒屋などに1日何万円もの金を配るという馬鹿げた、非科学的な、非合理な政策で何百億円も無駄にしました。
さらに、明治神宮外苑地区の再開発で、1000本近い樹木を伐採しようとしており、都内の家にソーラーパネル設置を義務付けました。そして何より、小池氏はLGBT推進者です。
いまだに学歴詐称疑惑は晴れていません。国民のほとんどは小池氏がカイロ大を卒業したとは思っていないでしょう。
さらに、この一連の事件でエジプトに借りを作りました。小池氏が都知事でいる限り、これからもエジプトに意のままに操られる可能性は極めて大です。
小池百合子氏に入れるくらいなら、棄権したほうがマシです。投票所に行ったとしても「小池百合子」の文字は書けません。魂が腐ります。
田母神氏が勝つ可能性は極めて低いのは事実です。だからと言ってその政策に一ミリも共感できない、支持できない人間を推すことはできません。
選挙は競馬の勝ち馬投票券ではありません。勝ちそうな馬に乗るのではなく、信じる人間に一票を入れるのが本当の民主主義だと考えます。
田母神氏の公約で、特に共感している部分は以下です
② 日本人としての自信と誇りを 持たせる教育の実施
・自虐史観教育の修正、教科書採択の適正化
・道徳教育の強化 教育勅語や修身の教科書の復活
・国旗、国歌の尊重
・占領憲法の無効宣言を目指し行動
④ 都民過剰な外国人優遇政策の取り止め
・ソーラーパネル条例見直し
・外国人への生活保護の廃止
・外国人が起業した場合の補助金の見直し
・外資による土地、公共の施設、財産の買収防止
・WHOによるワクチン強制接種の条約
・LGBT 関連政策の実行(LGBT推進は間違っていると会見で述べている)
蓮舫氏当選の可能性
そもそもですが、蓮舫氏は当選の可能性があるのでしょうか。
共産党に全面的な支援を受けた蓮舫氏は、今、四面楚歌です。連合の芳野友子会長は、蓮舫参院議員について、「連合は共産党とは考え方が全く違う。そこの考え方を再度、立憲民主党には申し上げることになる。都知事選の対応に関しては連合東京の判断になる。連合東京の考え方を尊重したい」と述べました。
これを受けて、連合東京は蓮舫を支援しないどころか、小池支持を打ち出しました。蓮舫氏が連合からそっぽを向かれ、彼女を推せば次の選挙での立民が連合から支援を受けられないことを恐れた泉代表は、蓮舫氏を支援しない方針を出しました。
蓮舫氏は頼みの連合から背を向けられ、所属していた立民からの支援も受けられない。小池氏は自民、公明、国民、52の自治体の長からの支持を受けています。この状況で蓮舫氏が当選する、あるいは僅差の争いをするとはまったく思えません。小池氏にダブルスコアで敗れると考える方が自然です。
逆に小池氏に入れれば、小池氏とそれを支持した自民党の圧勝に加担することになります。もし圧勝すれば小池氏や自民党は民意を得たとばかり好き放題するでしょう。
自民は岸田氏を捨てて、小池氏を担ぎ出し、国政に小池氏が乗り出す可能性もあります。そうなれば蓮舫都知事より100倍危ういことになるのは必定です。
もっと言えば、小池氏に投票するということはその判断の前提がどうであろうが、小池を信任し一票を入れたことになります。
そして、これまでの小池氏の悪政をすべて知りつつ投票したのであれば、もし小池氏が当選した場合、小池氏を批判する資格はありません。投票した瞬間に、今後小池氏がどんな悪政をしようがそれを批判する権利を永久に失うことになります。
本題からは離れますが、田母神氏についての誤解について:有罪になったのは横領ではなく公選法違反
田母神俊雄氏は金に汚い、金を横領して逮捕、起訴されたといいますが、これは間違いです。
2014年に東京都知事選に田母神俊雄氏が出馬し落選しました。その際の政治資金に関し、「横領」と「公選法違反」で田母神氏が検察のガサ入れを受けました。
メディアは背広1着300万円だとか、赤坂や六本木のバーで豪遊したとか騒ぎ立てました。
しかし、「横領」に関しては、不起訴になっています。有罪になったのは公職選挙法違反です。
金を自分の懐に入れて有罪になったのではなく、金を配ったから有罪になったのです。
2016年3月7日、元航空幕僚長の田母神俊雄氏が東京地検特捜部から強制捜査を受けた。支援者から集めた政治資金の一部を着服していた疑惑で、資金管理団体「田母神としおの会」の事務所や自宅などに家宅捜索が入ったという。(日経)
田母神被告は、元選対事務局長、島本順光(のぶてる)被告(70)=同法違反罪で公判中=らと共謀し、26年3〜5月、運動員5人に計280万円を支払ったなどとして起訴された。(産経)
2014年の東京都知事選に出馬し、運動員に報酬を渡したとして公職選挙法違反(運動員買収)罪に問われた元航空幕僚長、田母神俊雄被告(69)の控訴審判決が13日、東京高裁であった。青柳勤裁判長は懲役1年10月、執行猶予5年とした一審・東京地裁判決(日経)
ついでに言えば、この事件は冤罪の匂いがします。
検察は当初、田母神陣営の某氏から刑事告訴を受け、信憑性が高いと判断し家宅捜索しましたが、結果、起訴に耐えうる証拠はなく不起訴になりました。
検察は田母神氏という知名度の高い、都知事選にまで出た人物にガサ入れしたからには逮捕、起訴、有罪に持ち込まないとメンツが立ちません。保険をかけておいた公選法違反で起訴し、有罪に持ち込んだのではないかと考えるのは自然なことだと思います。
この裁判では田母神氏は一貫して否定、運動員に金を配ったのは会計責任者であると主張し続けたため、半年間も拘置所に留置されました。当初、会計責任者も自分の判断だと供述していましたが、前言を翻し検察の言う通りの供述を行いました。
「そんなことはない、日本の検察は常に正義だ」と言う人は馬鹿か情弱です。
なぜなら過去に検察は事実を捻じ曲げ、ここ10数年でわかっているだけで、少なくとも3度も冤罪を作り上げているからです。
検察の冤罪仕立て上げその1:証拠物件を改竄、特捜部長・副部長当は有罪、当該検事は実刑、検察庁のトップは辞職
大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件とは、2010年(平成22年)9月21日に、大阪地方検察庁特別捜査部所属で、担当主任検事であったMが、証拠物件のフロッピーディスクを改竄したとして証拠隠滅の容疑で、同年10月1日には、当時の上司であった大阪地検元特捜部長・Oおよび元副部長・Sが、主任検事のMによる故意の証拠の改竄を知りながらこれを隠したとして犯人隠避の容疑で、それぞれ逮捕された事件。(wikipediaには本名が載っている)
現職の検事で、しかも特捜部の部長・副部長・主任検事が担当していた事件の職務執行に関連して逮捕されるという極めて異例の事態となり、検察庁のトップである検事総長・OHの辞職の引き金となった。
2011年4月12日、大阪地裁(中川博之裁判長)は懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。Mは控訴せず、実刑が確定。
2012年3月30日、元特捜部長・元副部長にそれぞれ懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。(wikipedia)
検察の冤罪仕立て上げその2:検察が逮捕も無罪確定
2019年、大阪府の学校法人の土地取引を巡り、21億円にも及ぶ巨額横領事件で、不動産会社「プレサンスコーポレーション」の社員や、当時プレサンス社の社長だった山岸忍さん(61)らが逮捕された。
しかし、その後無罪となった山岸さんが特捜部に対し、ある“問題”を主張し、11日、法廷で史上初めて大阪地検特捜部による取り調べ映像が公開された。(FNN)取り調べ中に、大阪地検特捜部の検事が山岸氏を恫喝している映像が公開されている。
2019年12月16日、山岸は業務上横領容疑で大阪地方検察庁特別捜査部に逮捕された。同月23日、プレサンスコーポレーションより山岸の社長辞任が発表された。
2021年10月28日、大阪地方裁判所は、山岸の業務上横領罪での共謀の存在を認めず無罪判決を下した。11月11日、大阪地検は控訴を断念し、判決が確定した。(wikipedia)
検察の冤罪仕立て上げその3:世に有名な「大川原化工機事件」
大川原化工機事件、生物兵器の製造に転用可能な噴霧乾燥機を経済産業省の許可を得ずに輸出したとして、2020年3月11日に警視庁公安部外事一課が神奈川県横浜市の大川原化工機株式会社の代表取締役らを逮捕するも杜撰な捜査と証拠により、冤罪が明らかになった事件。(wikipedia)なお、この事件で逮捕された人の一人は裁判中に病死しています。
検察は時に己の名誉欲のため、保身のため、冤罪を引き起こす。これは事実です。
この3件はあまりにも有名ですが、これ以外に冤罪が起きていないと誰が言えるのでしょうか。