英国司会者モーガン氏、大坂を猛批判「大坂なおみはボイコットを正当化するために、メンタルヘルスを武器にして、正当なメディア取材を避けようとする軽蔑的な試みだ！」

大坂なおみは「メーガン妃のマネしている」英名物司会者が暴論ブチ上げ非難の嵐

6/1(火)

メーガン妃への批判で知られる名物司会者ピアース・モーガン氏が３１日、英「デーリー・メール」で大坂なおみ（２３＝日清食品）について「メーガン妃とヘンリー王子のメディアを黙らせる戦略をまねている」と猛批判を展開。大坂がうつ病告白後も姿勢を変えず、非難の嵐だ。

モーガン氏は、ヘンリー王子夫妻の王室離脱を酷評する反メーガン妃の急先鋒として知られている。同氏は寄稿文で「大坂なおみは素晴らしいテニス選手だ」としつつ、大坂が開幕前の２７日に会見拒否を宣言した声明を「自己愛にみちたたわごと」と批判。

「ボイコットを正当化するために、メンタルヘルスを武器にして、正当なメディア取材を避けようとする軽蔑的な試み。

自己宣伝のためにメンタルヘルスを理由にするメーガンとヘンリーの戦略をまねている

商業的な自己宣伝のためにメディアを利用し、一方で批判を沈黙させるためにメンタルヘルスを理由にするという、メーガンとヘンリーの戦略をそっくりまねている」と、メーガン妃、ヘンリー王子を引き合いに出して非難した。

１日に大坂が全仏棄権を表明し、長年うつ病に苦しんできたことをＳＮＳ上で告白後も、モーガン氏はまったく姿勢を変えず。自身のツイッターで、フォロワーから大坂の投稿を知らされても「違う。彼女は自分たちの仕事をしているテニスメディアへ攻撃したことに対する反発のために棄権した」と批判を止めず、非難の嵐となっている。

モーガン氏は、妊娠中には自殺を考えるまで追い詰められていたことを告白するなどしたメーガン妃への攻撃で情報番組「グッドモーニング・ブリテン」を降板している。なんとも懲りない男だが、世界に対する大坂の影響度の大きさを表しているとも言えそうだ。

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ピアース・モーガン氏のツイート

ナルシストなナオミのメンタルヘルスの冷笑的な利用は、メディアを沈黙させるために、彼らのプレスケーキを欲しがってそれを食べるというメーガンとハリーの戦略からして正しい。

*NEW COLUMN*
Narcissistic Naomi's cynical exploitation of mental health to silence the media is right from the Meghan & Harry playbook of wanting their press cake and eating it. https://t.co/UUFZ8iXt7l pic.twitter.com/iAj5ivzOBc

— Piers Morgan (@piersmorgan) May 31, 2021

いや、私が問題にしているのは、メディアを利用して莫大な金銭的利益を得ているのに、同じメディアを攻撃したり、メンタルヘルスを武器にして批判を封じ込めたりする知名度の高い人たちだ。

No, I have a problem with high-profile people who exploit the media for huge financial gain and then attack the same media and use mental health as a weapon to silence criticism. https://t.co/mcVAFTRSXV

— Piers Morgan (@piersmorgan) June 1, 2021

普通に仕事をしているメディアを攻撃したのだ。肌の色など関係ない

彼女は、仕事をしているメディアを攻撃したのです。今週、ナダルなどが言っていたように、メディアのサポートがなければ、テニスは今のような大きなスポーツにはならず、選手も金持ちの有名スターにはならなかったでしょう。

She attacked the media for doing their jobs. As Nadal etc said this week, without media support, tennis would not be the big sport it is & the players wouldn’t be rich famous stars. https://t.co/bku4Yb2Usd

— Piers Morgan (@piersmorgan) May 31, 2021

彼女の肌の色はそれとどう関係があるというのだ？大坂なおみが白人だったとしても、同じコラムを書いていただろう。今、あなたが人種カードを使って、彼女の行動に対する完全に正当な批判を攻撃し、黙らせようとしているのは恥ずべきことだ。

What does her skin colour have to do with it? I’d have written the same column if Naomi Osaka was white. For you to now play the race card to attack & silence any perfectly justified criticism of her behaviour is shameful. https://t.co/DttHRGfH9v

— Piers Morgan (@piersmorgan) June 1, 2021

ピアーズ・モーガン(wikipedia)

1965年3月30日。イギリスの放送者、ジャーナリスト、作家、テレビパーソナリティ。