稲田朋美氏が自民党総裁選不出馬と明言 「菅内閣で国民の審判を受けるべき」
8/30(月)
「総裁選についての大量の報道を見ていると、党内がすごくざわついている感じを受けます。こういう時はあまりガタガタしない方がいいんじゃないかな、と私は思いますね。自民党が政権を失った2009年、麻生内閣の末期も内閣支持率が低迷し、党内はガタガタしました。焦ると、かえって良い結果は得られないんじゃないかと思っています」
稲田氏は、菅内閣の1年をどのように評価しているのか。
「この1年、菅さんのどこがどう悪かったのか、聞かれても、そう明確に答えられないと思うんですね。コロナの感染拡大が止められなかったのは、菅さんだけの責任なのかというとそうではない。今、誰が総理をやっても難しい局面なんですよ。昨年9月の総裁選では、自民党の主要な派閥を含め、議員のみなさんが菅さんにやってもらいたいと考えて総裁を託した。それをわずか1年で支持率が落ちたからといって、衆院選挙前に選挙戦を有利に運ぼうと総理を変える。その考え方がおかしいと思います。ここで目新しくするよりも、菅内閣で国民の審判を受けるべきではないでしょうか」
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ところで、自民党結党以来、総裁選に女性が立候補したのは過去に1度しかない。高市氏は 月刊「文藝春秋」の誌面で“出馬表明”し、立候補に向けた準備をすすめているとみられる。
高市氏は、稲田氏が会長を務める「伝統と創造の会」から分かれて「保守団結の会」を設立。稲田氏が共同代表を務める「女性議員飛躍の会」とは別に、女性議員たちの「絆を紡ぐ会」を作ってもいる。 一部では稲田氏と高市氏は「不仲」などと言われているが。
「女性議員が総裁選に手をあげるというのは、すごくいいことだと思います。高市さんとは憲法改正であったり、保守の政策であったり、私の考えと一致するところがたくさんあると思っています。私が提唱している選択的夫婦別姓についての新制度『婚前氏続称(こんぜんうじぞくしょう)制度』と、彼女が提唱している『旧姓の通称使用』は、考え方自体はあまり変わらない」
賛同できるところが多いならば、今回の総裁選では高市さんを支持するのか。
「女性活躍についての考えや経済・財政に関する考え方は違うところもありますからね。ははは」
最後に、稲田氏自身は今回出馬しないのかズバリ聞いた。
「自分の考えている“強くて優しい国”を作るには、総理になるしかないし、なりたい気持ちはもちろんあります。しかし、今回ではないですね。今はその時ではないなと思ってます。まだまだ、コロナ禍が続くでしょうから、政治家としてはその対策・対応への協力が優先です。また、自民党に対する不信感もある中で、しっかり地元でも説明をしていくということが求められていることと思っています」
最近は3対4の割合で、東京より地元の福井県にいることの方が多い。福井県の名産を身につけて発信することでも知られる。
ネットの声
稲田氏も保守から見はなされて悲惨やな。。。
もうこの人のことを相手にする保守はいないだろうな。
女性歓迎だが、高市さんは推さないってすごいな。
高市さんに光が当たって悔しくてしょうがないんだろうな。
コロナだから出ないって、20人集まらないからだろ。
参考記事
(画像:自民党HP)