「敵基地攻撃能力」の保有、首相が明記意欲…改定時期「できるだけ急ぎたい」
10/16(土)
岸田首相(自民党総裁)は15日、読売新聞のインタビューに応じ、敵のミサイル発射基地などを自衛目的で破壊する「敵基地攻撃能力」の保有について、改定する国家安全保障戦略への明記に意欲を示した。米国のバイデン大統領との首脳会談に向け、年内の訪米を模索する考えも表明した。
首相は敵基地攻撃能力の保有を安保戦略に盛り込むことについて、「一つの選択肢だ」と述べた。その上で、北朝鮮が開発を進める極超音速滑空兵器や変則的な軌道で飛ぶ弾道ミサイルなどの脅威に言及し、「ミサイルの能力は日々高度化している。国民の命と暮らしを守るため、現実的なあらゆる選択肢を検討する姿勢は大事だ」と強調した。
国家安保戦略の改定時期は「できるだけ急ぎたい」と述べるにとどめた。
安倍首相が提案したものの菅首相は棚上げしていた
敵基地攻撃能力は、北朝鮮などで迎撃困難な新型ミサイルの開発が進んでいることを踏まえ、2020年に当時の安倍首相が検討を表明した。ミサイル発射基地に対する攻撃能力を備えることで、発射を思いとどまらせる抑止力を強化する狙いがある。だが、同年9月就任の菅前首相は議論を棚上げしていた。
日米首脳会談については、「私が米国を訪問することを含め、バイデン氏とはできるだけ早く会いたい。早ければ年内を目指したい」と語った。
衆院選公約で掲げた「経済安全保障推進法(仮称)」の制定に向けては、「法案は来年の通常国会への提出を目指す」と明言。(読売抜粋)
ネットの声
ガースーがダメだったところはこういうところ。ここは何よりやらなきゃならないことだった。
高市さん効果すごい。次々に政策が入ってくる。
ぜひ高市さんも具体的政策の中に入ってもらいたい。
これぞ、高市効果!敵基地攻撃能力は防衛の基本。かくの「相互確証破壊」の考え方と同じ。
やられたらやり返すぞ、という意思と機能を持っていれば、相手国も易々と打ち込めない。
岸田氏はぜひ決断して導入してもらいたい。日本の将来がかかっていると言っても過言ではない。自衛するのに何の遠慮がいるのか。