眞子さん結婚、質疑なし会見に苦言「双方向での会見という形にしてほしかった」
「婚姻届後、双方向での会見という形にしてほしかった」。56歳の誕生日を迎えた秋篠宮さまが、長女の眞子さんと小室圭さんの結婚への思いやコロナ後の皇室の役割について考えを述べました。https://t.co/8JapF8Y8Pa
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 30, 2021
眞子さん結婚、質疑なし会見に苦言 秋篠宮皇嗣殿下会見全文
2021年11月30日
30日、56歳の誕生日を迎えた秋篠宮さまは、これに先立って恒例の記者会見に臨まれた。宮内記者会があらかじめ提出した5つの質問と、その後の関連質問に答えられた。主なやりとりは以下の通り。
結婚の儀式「私の判断で行わなかった」
秋篠宮さま それでは最初に、私たちが10月26日に出しました感想に記した皇室への影響ということからお話をしたいと思います。いろいろあったと思いますけれども、私が感じるのは、主に2つです。その1つは、今回の長女の結婚が公になって以降、様々な媒体で、私たちの家、秋篠宮家以外の皇室にも影響が出たということを感じたからです。
もう1つは、結婚に当たって普通であれば行われている3つの行事ですね。納采の儀と告期の儀と入第(じゅだい)の儀、この3つの行事を行わなかったことで、これは私の判断で行わなかったわけですけれども、これはもともとは、皇室親族令にあるものです。今はもうそれはありませんので、絶対にしなければいけないというものではないわけですけれども、慣習的に行われているものであり、私は本来であればそれは行うのが適当であると考えています。
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秋篠宮さま そうですね、週刊誌これは文字数の制限というのはあります。一方で、そのネット上のものというのはそういう制限がほとんどないわけですね。それなので、その2つは分けて考える方が良いのかと思います。娘の複雑性PTSDになったのが、恐らくその週刊誌、それからネット両方の記事にあるのだろうとは思いますけれども、私自身それほどたくさん週刊誌を読むわけでもありませんけれども、週刊誌を読んでみると、非常に何と言いましょうか、創作というか作り話が掲載されていることもあります。
一方、ネットの書き込みなど、これも私はそれほど多く見ることはありません。何と言っても、1つの記事に対してものすごい数のコメントが書かれるわけですので、それはとても読んでいたら時間も足りませんし、目も疲れますし、読みませんけれども、中には確かに相当ひどいことを書いているのもあるわけですね。
今ネットの話をしましたけども、誹謗中傷、つまり深く人を傷つけるような言葉というのは、これは雑誌であれネットであれ私としてはそういう言葉は許容できるものではありません。
小室さんの印象「特にない」
秋篠宮さま まず会った時の、どういう話をしたかについては、ここでは控えたいと思います。印象ですが面会していた時間が20分ぐらいでしたので、何か印象に残ることというのは特に私にはありませんでした。
佳子さま結婚「時期が来れば話し合う」
次女の結婚についてはそういう時期が来ましたらじっくりと話し合いをしたいと思います。
公務の担い手不足「今いる人数でやるしか」
秋篠宮さま 果たし得る役割。なかなか役割と言ってもすぐに今答えを持っているというわけではありませんが、その基本的な考え方というのは先ほども1問目でお話をした国民と苦楽を共にし、常に国民の幸せを考えつつ務めを果たしていくということ。
秋篠宮さま これは、人数というのは限られているわけですので、今いる人数で行っていく、公的活動を行っていく、現状ではそれしか恐らくできないと私は思います。
小室さんの文書「皆が読んで納得できない」
あとは、この春に娘の夫がかなり長い文書を出したわけですね。それは確かに説明はしたということにはなるかと思うんですが、あれを読んでどれぐらいの人が理解できるか。
さっと見てですね、やはりじっくり読めば分かるけれども、さっと読んだだけだとなかなか分からないという、そういうものもあるわけで、やはり、それによって、じゃあ、これはもう私の独断です、私の個人の考えとして、あれを読んでみんながすぐに状況を整理して納得できるというものではないと私は判断しました。
小室さんの皇室行事参加「天皇陛下のお考え次第」
秋篠宮さま 皇室行事への参加については、私がどうこうということではないですね。これはあくまでも天皇陛下のお考えということになりますので。(日経抜粋、全文は下記)
【秋篠宮さま】56歳の誕生日で会見 長女・小室眞子さんの結婚などについて話される
秋篠宮さま56歳に「娘との楽しかった思い出は…」【皇室ちょっといい話】(45)(2021年11月30日)
参考記事
*秋篠宮皇嗣殿下の御誕生日を心よりご祝福いたします