「台湾は日本の一部ではない」中国、安倍氏発言に反発
2021/12/15
中国国務院(政府)台湾事務弁公室の馬暁光(ば・ぎょうこう)報道官は15日の記者会見で、安倍晋三元首相が台湾の国際機関への参加支持を表明したことに対し「台湾は中国の一部であり、日本の一部ではない」と反発した。安倍氏が台湾問題に関して積極的な発言を行っていることに中国側はいらだちを強めている。
中国メディアによると、馬氏は「日本の右翼政治屋に厳正に告げる」として「軍国主義の衣鉢を継いで中国の主権や領土を破壊すると妄想し、勝手気ままに『台湾独立』勢力を支持するのならば、それは見込み違いだ」と牽制(けんせい)した。
今月上旬には安倍氏が「台湾有事は日本有事だ」などと発言したことに対し、中国外務省が垂秀夫駐中国日本大使を呼び出して厳正な申し入れを行った。垂氏は「中国側の一方的な主張については受け入れられない」と反論している。(産経)
安倍氏は14日、台湾情勢めぐり、台湾のシンクタンクの会合にビデオメッセージを送った
「中国自身の利益損ねる」安倍氏、台湾情勢めぐり/台湾のシンクタンクの会合にビデオメッセージ
2021/12/14
自民党の安倍晋三元首相は14日、台湾のシンクタンクの会合にビデオメッセージを寄せ、軍備増強と海洋進出を進める中国と台湾との間で高まる緊張関係に関し「中国に対し、隣国を挑発したり、追い詰めたりする行いは控えるべきだというべきだ。中国自身の利益を損ねるからだ」と重ねて指摘した。
同時に、「われわれの声がもっと力を得て、しっかりと届くようにするには、パートナーをより多く得なければならない」とも語った。
安倍氏は「中国のように強大な経済体が軍事における冒険を追い求める場合、控えめに言っても自殺的だ」との考えを改めて示した。会合には台湾の蔡英文総統も出席した。(産経)
安倍氏のツイートに蔡英文総統も感謝の意「台湾国民の多くが心強く感じた」
民主主義への強い信念を示されるとともに、台湾の役割を高く評価して下さったことに感謝します。台湾国民の多くが、心強く感じたと確信します。民主主義、自由、人権、そして法の支配。普遍的価値を共有する我々は、それに根差した国際秩序を守っていくことが使命です。ともに努力を続けましょう! https://t.co/m8UQs55Ims
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) December 14, 2021
メッセージ全文
ネットの声
佐藤正久議員【中国の焦りの表れ、かなり嫌がっている証左→「台湾は日本の一部ではない」中国、安倍氏発言に反発】 地政学的にも、エネルギー安全保障を含む経済安全保障の観点からも台湾有事は日本有事。 当たり前の事を言われるほど、痛いので、焦りながら反発せざるを得ない現状。
中国は確実に焦っている。台湾は独立した国家だと欧米とともに世論を形成する必要がある。
安倍さんGJ。蔡英文さんとまたタッグを組む日が来ることを願います。
岸田政権は心もとない。高市ー安倍政権で台湾と協力してもらいたい。
中国はわかりやすい。強く出ればあせって本音を晒す。もっと言論で追い込んでいこう。
岸田政権はいい加減ボイコット決断しないと、恥をかくよ。もうかいてるけど。。。