沖縄、新型コロナの新規感染600人前後か 県が暫定値を発表
2022年1月5日
沖縄県は5日午前、新型コロナウイルスの新規感染者が暫定値で600人前後になる見通し、と発表した。県が暫定値を公表するのは異例。
沖縄では大規模感染が発生している米軍関係者を除いても4日に225人、3日も130人の新規感染者が確認され、全国最多の状態が続いている。米軍関係者も4日は164人の感染が確認された。米軍由来のオミクロン株が地域に広がり、「市中感染」が急拡大しているとみられている。
【新型コロナ】沖縄の新規感染者が暫定値で約600人、前日の2.6倍にhttps://t.co/V79KMZ6LnR
4日に確認された225人の約2.6倍となる人数で、新規感染者が600人を超えた場合は昨年8月28日以来。県内で新たに確認される感染者はほぼオミクロン株に置き換わっているとみられる。 pic.twitter.com/f0XiYx4Sw5
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 5, 2022
オミクロン株宮城で初確認!
【速報】オミクロン株、宮城で初めて確認か 県が午後3時から記者会見 https://t.co/6ZePP1V6ks
— 河北新報オンラインニュース (@kahoku_shimpo) January 5, 2022
オミクロン株、東京で市中感染!
東京都「オミクロン株」新たに8人感染 “市中感染とみられる”
2022年1月4日
東京都内でオミクロン株に市中感染したとみられる人が新たに8人確認されました。関係者によりますと、このうち1人は新型コロナウイルスのクラスターが発生した東京大神宮の職員で、ほかにオミクロン株に感染している職員がいないかどうか調べているということです。
オミクロン株は症状軽い、新たな制限不要=英ワクチン担当相
1月4日、スループ英ワクチン担当相は、新型コロナウイルスに感染して入院している患者は「総じてこれまでより症状が軽い」と述べ、現時点では新たな制限を導入する必要はないとの見解を示した。
スループ氏はスカイ・ニュースに対し、ジョンソン首相が12月に導入した感染対策「プランB」が奏功したと述べた。「入院している人の数は1年前の約半分だ。これはワクチンの力を示している」と語った。
英インペリアル・カレッジの疫学者ニール・ファーガソン氏はBBCラジオに「入院は全国的にまだ増加しており、今後数週間は高水準になるかもしれない」と述べた。
「ワクチンは重症化の予防に役立っている。オミクロン株はほぼ間違いなく重症度がかなり低いという事実も寄与している」としながらも「医療システムに圧力がかかっている」と指摘した。
WHO責任者 オミクロン株 他の変異ウイルスより重症化リスク低
WHO責任者 オミクロン株 他の変異ウイルスより重症化リスク低 #nhk_news https://t.co/q85nr48khi
— NHKニュース (@nhk_news) January 4, 2022
WHO責任者 オミクロン株 他の変異ウイルスより重症化リスク低い。良いニュースになりえる
WHO=世界保健機関の責任者は新型コロナウイルスの変異ウイルス、オミクロン株の症状について、鼻やのど、いわゆる上気道の炎症を引き起こしやすいものの、ほかの変異ウイルスと比べて肺まで達して重症化するリスクは低いという見解を示しました。
WHOで新型コロナウイルスの分析を担当するマフムード氏は4日の会見で、オミクロン株の症状について「肺まで達して深刻な肺炎を引き起こすほかの複数の変異ウイルスと異なり、上気道の炎症を引き起こしやすいとする研究結果が増えている」と述べ、炎症の場所が鼻やのどにとどまるケースが多く、重症化するリスクは低いという見解を示しました。
マフムード氏は「とてもよいニュースになりえる」と述べる一方で「証明するためにはさらなる研究が必要だ」と慎重な姿勢を示しました。
WHOは、オミクロン株は著しく速いスピードで感染が拡大するため、ワクチンを接種した人や過去に新型コロナウイルスに感染して回復した人が再び感染するおそれがあると指摘し、各国に警戒を呼びかけています。