海保の警護で中国船寄せ付けず 石垣市の尖閣調査
2022/2/1 17:38
沖縄県石垣市が1月31日に同市の尖閣諸島で実施した海洋調査について、市が関係機関と連携し、中国から不当な妨害を受けないよう周到に準備していたことが1日、関係者への取材で分かった。中国公船2隻が領海侵入したが、海上保安庁の巡視船8隻が調査船を警護し、中国公船を寄せ付けなかった。中山義隆市長は1日に会見し、巡視船の活動により「安全に調査ができた」と話した。
今回の調査は、海洋資源の利活用のため市が策定した「海洋基本計画」に基づき実施された。
関係者によると、市は昨年夏、東海大に調査事業を委託し、同大の山田吉彦教授(海洋政策)の研究チームと準備を進めた。尖閣周辺では平成24年以降、中国公船が頻繁に出没しているため、政府は漁船以外が活動することを原則認めていないが、今回は特例とし、上陸しないことを条件に容認したとみられる。
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一方、事前に計画がもれると中国側が妨害する恐れがあることから、市は徹底して秘匿に努めた。
調査船が石垣港を出港したのは1月30日午後5時。その直前まで中山市長は通常の公務を行い、午後3時から新型コロナウイルスに関する記者会見を行った後、調査船に乗り込んだ。31日も市が公表する市長日程は「日常公務」とされ、尖閣視察については一切明かされなかった。
このため中国側は全く気付いていなかったとみられる。尖閣周辺に出没する中国公船は通常4隻だが、31日は2隻だけだった。
この2隻が同日早朝、尖閣周辺の接続水域で調査船に気付いて接近。しかし海保の巡視船5隻が調査船の前後左右を守るように航行し、中国公船の動きを阻止した。午前6時25分、中国公船は調査船と並走する形で領海内に侵入したが、海保の別の巡視船3隻が待ち構えており、計8隻が調査船の活動中、中国公船を寄せ付けなかった。
中国公船は午前10時20分に領海外に出た。調査船も活動を終え、午後5時に石垣港に帰港した。
中山市長は1日の会見で、「巡視船が航路を確保してくれた」と、海保に謝意を示した。
和田議員「日本は主体的に公務員常駐を決断すべき時だ」
石垣市が尖閣で行った海洋調査。
動画の通り、中国海警局の船2隻が領海侵入したが、海上保安庁の巡視船が石垣市の調査船を守り、中国海警局の妨害を阻止。米国は日本に対し尖閣の実効支配を強めるようメッセージを送り続けている。
日本は主体的に公務員常駐を決断すべき時だhttps://t.co/1cyruh7gYx— 和田 政宗 (@wadamasamune) February 2, 2022
ネットの声
やれないよりはやらないのでしょう?自民党には期待できない。
確か自民党は、公務員常駐を公約にしていたではないか?憲法やるやる詐欺に公務員常駐するする詐欺か?
そういえば、公務員常駐とか言ってたね、野党の時は。
威勢がいいのは野党の時だけ。民主党と同じ。公務員常駐や憲法改正に期待して票を入れたら何にもやらない。有権者詐欺だろ。
そのとおり。石原さんが船着場作るとか灯台建てると言ったら民主党は死に物狂いで反対してきた。自民党になっても姿勢は変わらないね。
そもそも日本の領土なのに中国に気を遣ってる事態がおかしい。
真の日中友好のためにも尖閣諸島の明確なる実効支配を!
岸田政権にはできないな。まったく期待もしないけど。