ロイター
国連安全保障理事会がウクライナ危機に関する緊急会議を開催
LIVE: U.N. Security Council holds emergency meeting on Ukraine crisis https://t.co/NmhoHBj0UQ
— Reuters (@Reuters) February 24, 2022
国連事務総長「ウクライナの領土保全ならびに主権に対する侵害」
「はっきり申し上げます。ロシア連邦によるドネツクおよびルガンスクのある地域のいわゆる”独立”の承認決定は、ウクライナの領土保全ならびに主権に対する侵害です。」アントニオ・グテーレス国連事務総長が記者団に語る。
「国連の原則、憲章はアラカルトメニューではありません。選択的に適用することはできません。加盟国はそのすべてを受け入れ、すべてを適用しなければならない。」
The principles of the @UN Charter are not an a la carte menu.
They cannot be applied selectively.
Member States have accepted them all and they must apply them all.
— UN Spokesperson (@UN_Spokesperson) February 22, 2022
国連総会、ウクライナ情勢で本会議 露「独立」承認は「国際法違反」と日米欧が非難。中国は露を擁護
2022/2/24
【ニューヨーク=平田雄介】国連総会は23日、ウクライナ情勢をめぐる本会議を開いた。日本や米欧など多くの加盟国が、ロシアによるウクライナ東部の親露派支配地域の「独立」承認と露軍派兵の動きを「国連憲章や国際法違反だ」と非難した。ロシアは反論する一方、中国は「問題の複雑さ」に理解を示し、実質的にロシアを擁護した。
日本の石兼公博国連大使は演説で、ウクライナ危機は「単に欧州の問題ではなく、国際秩序に対する挑戦だ」と述べ、ロシアの行動を「強く非難する」とした。その上で、外交に復帰するには「露軍の撤退が不可欠だ」と訴えた。
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、ロシアを「侵略者」と断じ、各国に「ロシアが孤立していることを示すべきだ」と呼びかけた。ウクライナはクレバ外相が登壇し、ロシアは「侵略を果たす口実を必死につくろうとしている」と非難した。
ロシアのベネンジャ国連大使は「ウクライナが対話を妨害してきた」などと持論を展開した。中国の張軍国連大使は「この問題は歴史的および現在の複雑な要因に根ざしている」と発言した。