橋下徹さんがウクライナ出身学者と生放送で口論…”国外退去”発言が物議「じゃあ一体誰が国を護る」「よくこんな的外れなこと言えるな」
3/3(木)
元大阪府知事で弁護士の橋下徹さん(52)が3日、フジテレビ系の情報番組「めざまし8」に出演。ウクライナ出身の国際政治学者を相手に生放送で繰り広げた口論にも近い熱い議論が物議を醸している。
この日は、ウクライナ出身の国際政治学者、グレンコ・アンドリーさんがリモート出演。ウクライナとロシア間に妥協点を作るのは難しく、戦況が有利かが結果に直結するため、国際社会の協力や支援が欠かせないとの見解を示した。
これに対し橋下さんは「その間にどれだけのウクライナの人たちが命を失うのか」と非難し、闘い続けると被害が甚大になると主張した。続いてプーチン大統領が高齢で長くは指導者として君臨しないとの見方を示し、積極的に国外退去を進めるべきだと助言。
「祖国防衛。そこで命を落とす、それしかないんだって状況にみんななってしまうと国外退避することが恥ずかしいことだ、やっちゃいけないことなんだ、売国奴なんだっていう批判を恐れてしまう」と訴えた。
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対してアンドリーさんは「もしここで降伏して、ロシアに全土を占領されたら結局犠牲者が増えるだけ」と反論。しかし、橋下さんはウクライナの18~60歳の男性が国外退避できない現状を挙げ、さらに反論。次第にアンドリーさんはいら立ちを示し「20年後、ウクライナ人残りますか、という話です。ロシアの支配を受けて」などと訴え、言い争いはヒートアップした。
見かねたMCの谷原章介が「橋下さん、やっぱりこれはウクライナの人にしか分からない歴史的な背景みたいなものがあるのかも」と間に入って激論を中断させた。
ネット上ではこのやりとりが物議に。「じゃあ一体誰が国を護る」「プーチンが死んでも思想を継いだ次の指導者が出たら同じ」「生き残っても国が無くなったら意味ないと思ってるから皆必死になってる」「ウクライナ出身の人に対してよくこんな的外れなこと言えるな」など手厳しい意見が散見された。(中日スポーツ)
ネットの声
あれ。これ、橋下徹氏のこと言っとる? https://t.co/p2iyeeWa2p
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 初のエッセイ『エジプトの空の下』3刷決定! (@IiyamaAkari) March 4, 2022
百田尚樹氏「よくここまで人と国を侮辱できるものだ。恥を知れ!誰だって命は惜しい。戦場からは逃げ出したい。だが誰もがその気持ちを抑え込んで戦ってきたんだよ。それは第二次世界大戦の米兵も同じだ。まして祖国がかつて父祖を散々蹂躙してきたロシアに奪われようとしているのだ。命懸けで戦うのは当然だ」
「橋下徹が自身のTwitterで、津波がどうの土嚢がどうのと意味のわからない屁理屈を述べているが、言ってることは「ウクライナ人は速やかに国土をロシアに明け渡せ」ということ。下劣なのは、ウクライナ人のことを思って言ってるふりをしていること。実際、橋下徹の主張を一番喜んでるのはプーチン」
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有本香氏「人でなし。在日ウクライナ人がいま、どんな気持ちで祖国の攻防を見ていると思っているのか。現地ウクライナ人を思いやるふりをしながら、ウクライナに「無条件降伏しろ」「国土を明け渡せ」と延々すすめる偽善の極み。それとアンドリーさんの姓はグレンコだ。ウクライナについて少しは勉強しなさいよ」
「橋下さん、二言目には太平洋戦争、太平洋戦争と煩いけど、その終戦時の77年前に、ソ連が日本から盗んだ北方領土は、スターリンか死んでも帰ってこないが、これどう説明するの? 何世紀も異民族に征服蹂躪されてきたウクライナ人は貴方よりよほど「国家とは何か」を知っている。偉そうな説教はおやめ。」
ナザレンコ・アンドリー氏「国際社会の協力なしでロシアを倒せないのは、議論の余地ない事実。だから皆発信頑張っている。しかし、ウクライナが抵抗しなければ、国際社会は今ほど強い制裁を課してくれただろうか?クリミア半島侵攻時と同じく、形式的批判しかしなかっただろう。抵抗するからこそ経済•政治面で共闘して頂ける」
池田信夫氏「橋下徹さんは「ホロドモール」の歴史を勉強してからコメントしたほうがいいと思う。独裁政権の恐さは、戦争で数万人死ぬのとは比較にならない」
橋下氏は戦後のアメリカによる日本占領政策とその後の日本の経済発展が普遍的真実と思っているようだ。占領政策は抵抗防止のため知識人、軍人を狙い撃ちした大量虐殺が普通で、ソ連のポーランド占領、ISISの支配方式が一般的。「国際社会が許さない」が機能するなら、最初からロシア侵略はなかった。
松井代表!橋下さんどうにかならないですか?自国をロシアから守る為に、後世ロシアから支配されない為に、命を賭して懸命に戦っているウクライナ人に対して失礼極まりないです。ウクライナが降伏して独裁政権下で元の生活に戻れる保証がどこにあるんですか?
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あまりにもひどい。降伏すればその後には何が待っているのかを知らない。日本は特異な例だ。
橋下徹氏はホロドモールを知らないの?
1932~3年に起きたスターリン時代のホロドモールから百年足らずのウクライナの人々が悲劇を忘れるはずがないから、露の侵攻に徹底抗戦しているのです。降伏すれば虐殺と隷属が待っていることを知っているからです。ウクライナの歴史も知らないお花畑の日本の識者の言説に辟易。 pic.twitter.com/xZCdvtLVcE
— take5 (@akasayiigaremus) March 3, 2022
小理屈こねてるけど、要は〝大国には逆らうな〟。そしてそれに絡めてディスカウントジャパン。長々書いている割りにあまり中身のない印象。
結局侵略者には抵抗せず、逃げ出せと。中国が日本に手を出してきた時は、逃げ出せということなのかな?
テレ朝の玉川徹といい橋下徹といい、同じなのは名前だけじゃなかったね。