米連邦最高裁、中絶の権利認めた「ロー対ウェイド判決」覆す
2022年6月24日
米連邦最高裁は24日、人工妊娠中絶の権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆した。
中絶の権利は米国の世論を二分する問題であり、今回の最高裁判断は大きな影響を及ぼすとみられる。中絶権を支持するガットマッハー研究所によると、26の州がほぼすべての中絶を禁止するか、禁止する可能性が高いという。
ポンペオ前国務長官
私は、今日最高裁がロー対ウェイド判決を覆す決定を下したことに拍手を送りたい。これは、胎児の命を守るための戦いの終わりではない。 私たちは、この最も基本的な権利である「生きる権利」を喜びを持って守る義務があるのだ。
I applaud the SCOTUS decision to overturn Roe v. Wade today. This is not the end of the fight to save the lives of the unborn. We owe it to them to joyously defend this most fundamental right — the right to life.
— Mike Pompeo (@mikepompeo) June 24, 2022
OANN
米最高裁、ロー対ウェイド裁判の判決を覆し、州が中絶を禁止することを認める
#BREAKING: US Supreme Court overturns Roe v. Wade decision, allowing states to ban abortions #OANN
— One America News (@OANN) June 24, 2022
マケナニー元報道官
ロー対ウェイドが覆された!
これは、殺された6300万人の罪のない赤ちゃん、つまり自分の意見を言えない失われた世代のための勝利だ。
生命のための勝利!!!
Roe v Wade has been OVERTURNED!
This is a victory for 63 million innocent babies who have been killed – lost generations, who could not speak for themselves.
A victory for LIFE!!!
— Kayleigh McEnany (@kayleighmcenany) June 24, 2022
ロー対ウェイド事件(ローたいウェイドじけん、Roe v. Wade, 410 U.S. 113 (1973))
「妊娠を継続するか否かに関する女性の決定は、プライバシー権に含まれる」として、アメリカ合衆国憲法修正第14条が女性の堕胎の権利を保障していると初めて判示し、人工妊娠中絶を規制するアメリカ国内法を違憲無効とした、1973年のアメリカ合衆国最高裁判所の判決である。(wikipedia)