公明党=創価学会に“反旗”を翻した自民「小野田紀美氏」が圧勝 故・安倍元首相も評価した岡山のジャンヌダルクの“信念”
NHKは7月10日午後7時55分から第26回参院選の開票速報を放送したが、冒頭で小野田氏の当確を報じた。午後8時の投票終了と同時という速さに、どれほどの圧勝だったかが透けて見える。
小野田氏と公明党の間に“亀裂”が生まれたのは、今年1月15日のことだった。この日、共同通信が「公明、自民推薦の見送りを検討 参院選、地方組織に伝達」の記事を配信し、YAHOO! ニュースにも転載された。
「小野田さんは自身のTwitterの投稿にYAHOO! ニュースのリンクを貼り、《政党が違うのですから、選挙は他党の推薦ありきでやるのではなく、それぞれ自由にやるのが自然ですよね。公明党さんの推進見送り検討、共感します》とツイートしました。これが公明党=創価学会の逆鱗に触れたのです」
地元・岡山県議が、記者の「なぜ小野田議員は公明党の推薦を拒否したのか」という質問に、以下のように答えた。
《「公明党が嫌いなんでしょう。公明党は中国寄りですし、憲法9条改正には反対で、自民党が憲法改正をしようとすると、手枷足枷をかけてきますからね」》
毎日新聞やNHKは今回の参院選の候補者にアンケート調査を行っているが、これに小野田氏は、「憲法改正賛成」、「憲法9条改正賛成」、「緊急事態条項賛成」、「自衛隊による敵基地攻撃能力の保有賛成」と回答した。
「小野田さんは国会の論戦でも、一貫して保守的なスタンスで発言しています。特に21年の参院予算委では『NHKのスクランブル化を実現すべき』と主張し、ネット上で広範な支持を集めました。
《小野田はかねて「公明と一緒では憲法改正できない」と周囲に漏らすほど距離を置いていただけに、渡りに船とばかりに“離縁状”を突きつけた》
公明党=創価学会に対する反感を隠さない小野田氏に対し、岡山の創価学会幹部は激怒したという。
自民党は慌てて関係修復を図った。担当記者が言う。
「衆院の岡山1区から選出された自民党の逢沢一郎さん(68)は、岡山市内で行われた参院比例区の公明現職候補の応援に駆け付けました。小野田さんが所属する茂木派の茂木敏充・幹事長(66)も岡山に入り、県議に『私の教育不足です』と頭を下げたと読売新聞は報じています」
なぜ自民党が公明党と手を結んできたのかといえば、創価学会の信者数を背景とした“集票マシーン”の実力が圧倒的だったからだ。
「ところが近年は、公明=学会の集票力にも陰りが見えています。選挙活動に熱心な信者は高齢化が進み、比較的若い信者は政治活動にさほどの興味を持っていません。そこに小野田さんが『学会票がなくても選挙に勝てる』ことを証明してしまった。自民党の内部から大きな地殻変動が起き、もう公明や学会票を当てにする必要はないという声が噴出するかもしれません。
ネットの声
「公明と一緒では憲法改正できない」と、筋を通し勝利した小野田氏とあまりに対照的
さすがシェシェ茂木。期待を裏切らない。
岸田氏はしっかり、茂木を教育しろ。というか幹事長から外すべきだ。
岸田自民は公明と手を切れ!それによって自民が選挙で返り血を浴びても仕方ない。
是非頑張って欲しいです。政党も違い思想も違う連中と組むのは本来あり得ない。
公明党は与党の看板を背負っているだけで、中身は反自民、反日。とっとと手を切れ!
一度毒饅頭を食うとこうなる。少々の犠牲を覚悟で手を切らないと憲法改正などできない。
そもそもだが、宗教団体が政治をする事は政教分離の法則に反しているのではないか?
なんで、こんな中身が空っぽの公明党が与党でいるのか理解不能。